「シニアのそなえプロジェクト」始動 寺田心さんがアンバサダーに
ペットライン株式会社は、犬と猫のシニア期について考える「いぬとねこ シニアのそなえプロジェクト」を発足した。このプロジェクトでは、愛犬・愛猫がしあわせなシニア期を過ごすために、高齢期に注意したい疾患、生活環境・正しい食生活、日々のケア方法などをわかりやすく学べる取り組みを展開していく。
プロジェクトアンバサダーには俳優の寺田心さんが就任。寺田さんは、動物とのよりよい生活・環境づくりに関心が高く、自身で5匹の愛犬を飼っており、老犬介護のボランティア活動にも取り組んでいる。
プロジェクトの一環として、シニア期の犬・猫との向き合い方を知ってもらえるようなオリジナル絵本「シニアのそなえものがたり」を制作。SNSで応募いただいた約300組の愛犬・愛猫からモデルを選出し、実体験を元にしたストーリーで「シニアのそなえ」を紹介する。絵本は小学校へ贈呈予定だ。
また、この絵本は声優の下野紘さんによる朗読アニメーションとしてもWEBで公開される。
さらに、今秋から東京、名古屋、大阪にて「いぬとねこ シニアのそなえ展」を開催。「いぬとねこ 認知症写真展」と絵本原画展の2つの展示を行う。「いぬとねこ 認知症写真展」では、7歳以上で認知症チェックリストに1つでも当てはまる犬・猫を募集。選ばれた犬・猫各10組の写真を、猫写真家の石原さくらさんとペトグラファーの小川晃代さんが撮影し、飼い主のメッセージとともに展示する。
ペットラインは、シニア期にそなえて愛犬・愛猫の生活環境や食事の内容を見直し、変化を見逃さないようにすること、飼い主も正しい知識を身につけることが大切だと考えている。本プロジェクトを通じて、幅広い世代が犬・猫のシニア期に向けた「そなえ」を知り、学ぶことができるようになることを目指している。