AndTech、直接リチウム抽出法のWEBセミナーを2026年11月10日に開講へ
神奈川県川崎市に本社を置き、代表取締役社長を陶山 正夫が務める株式会社AndTechは、R&D開発支援向けZoom講座の一環として「直接リチウム抽出法(DLE)」講座を2026年11月10日に開講する。
モビリティの電動化や電子機器の普及に伴い世界的にリチウム需要が急増するなか、環境負荷の低い直接リチウム抽出法(DLE)や廃リチウムイオン電池からの回収技術に関する課題解決を目的としている。セミナーでは、電気化学ポンピング法の高速化や選択性吸着材の開発・評価について専門家が解説を行う。
電気化学ポンピング法の高速化と新システム
第1部では、弘前大学 リチウム資源総合研究機構の新村 潔人氏が登壇し、「電気化学ポンピング法によるリチウム直接採取/回収システムの開発」をテーマに講演する。リチウムイオン選択透過性に優れた固体電解質(La2/3-xLi3xTiO3:LLTO)を用いた電気化学的なイオン分離機構や、従来の一電源二電極セルにおける課題について解説が行われる。

さらに、ファラデー効率を維持しながら回収速度を向上させるために考案された新規技術「二電源三電極システム」の動作原理や実用可能性、将来の大量回収プロセスに向けた技術的アプローチについても紹介される。


吸着材による塩湖水および廃液からのリチウム回収

第2部では、室町ケミカル株式会社 化学品1部 担当部長の出水 丈志氏が「リチウム吸着材を用いた塩湖水およびLIB廃液からのリチウム回収検討」と題して講演を行う。イオン交換樹脂の種類と特性に関する基礎知識に加え、ナトリウムやカルシウムを高濃度に含む濃縮かん水からリチウムイオンを選択的に吸着する材料の特性と回収試験結果が共有される。
また、リチウムイオン吸着材のDLEへの適合性評価や、リチウムイオンバッテリー(LIB)廃液からの回収に向けた酸性液中での材料開発など、吸着技術の新たな展開についても説明される。
講座の概要は以下の通りとなっている。
- テーマ:直接リチウム抽出法(DLE)による高効率なリチウム回収技術 ~電気化学ポンピング法の高速化と選択性吸着材の開発・評価~
- 開催日時:2026年11月10日(火) 13:00-15:25
- 配信形式:ZoomによるLive配信
- 参加費:50,600円(税込) ※電子にて資料配布予定
- 詳細URL:https://andtech.co.jp/seminars/1f1b2545-6f75-624c-9001-064fb9a95405
株式会社AndTechの事業概要
株式会社AndTechは、化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材などの研究開発分野向けに情報提供や研究開発支援サービスを展開している。技術講習会やセミナーの開催をはじめ、講師派遣、出版、コンサルタント派遣、市場動向調査、ビジネスマッチング、事業開発コンサルなどの事業を手掛けている。
本記事は株式会社AndTechの発表をもとに作成。
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