福岡、福島に逆転負け 序盤のリード守れず
2024年3月15日、福岡で開催されたバスケットボールの試合で、ライジングゼファーフクオカは福島ファイヤーボンズに77対81で敗れた。序盤の勢いを保てず、後半に福島に逆転された。
試合は福島が先制点を挙げ、その後、ライジングゼファーフクオカの谷口選手が3Pシュートを成功させて反撃を開始した。しかし、福島の加藤選手に3Pシュートを許し、流れが悪くなった福岡はタイムアウトを請求した。その後、ギャビン選手のインサイドプレーや谷口選手の3Pシュート成功により、一時はリードを保つことができた。
しかし、ゴール下のシュートが決まらず、福島に一桁点差まで詰め寄られた。前半終了時点で41対36と5点差でリードしていたが、後半に入ると福島に連続ダンクシュートを許し、リズムを奪われた。
福岡はディフェンスでブライス選手が活躍し、重冨選手や中田選手がオフェンスを成功させて一時は逆転したが、最終的には福島に振り切られ、4点差で敗れた。
試合後、ラモン・ロペス・スアレスHCは「選手の集中力が欠けていたと思う」とコメント。また、「オフェンスとディフェンスどちらも試合を通して安定していなかったこと、アシストが少なかったこと、リバウンドの数字が伸びなかったことが敗因だった」と語った。
一方、中田嵩基選手は「福島の得点源である外国籍選手を抑えることができなかった。また、ファストブレイクで走られることが多かった」と反省点を挙げ、次回の試合に向けて「しっかりとついていけるようにファイトしたい」と意気込みを語った。