マイヤーLPGAクラシック開幕、渋野ら日本人選手の活躍に期待
株式会社WOWOWは、2023年6月14日から17日にかけて開催される女子ゴルフトーナメント「マイヤーLPGAクラシック」の模様を連日生中継すると発表した。また、WOWOWオンデマンドでは「日本人選手専用カメラ」によるライブ配信も行われる。
大会は、アメリカ・ミシガン州のブライズフィールドカントリークラブで行われる。1929年開場の同コースは、各ホールの見通しが良く、比較的広いフェアウェイが特徴だ。しかし、硬いグリーンや手前から奥に向かって傾斜しているグリーンが多いため、正確なショットが求められる。
今大会には、前週の大会で優勝争いを繰り広げた古江彩佳、全米女子オープンで復活を果たした渋野日向子をはじめ、西郷真央、西村優菜、勝みなみ、吉田優利など、日本人選手が多数出場する。WOWOWが事前に行ったインタビューでは、各選手が大会に向けての意気込みを語っている。
渋野は「全米女子オープンで良い感覚を持てたので、頭の中もすっきりしてきている」と述べ、古江は「風があったりポアナ芝が難しかったが、集中してバーディーを多く取れた」と前週の好調ぶりを振り返った。西郷は「フェアウェイの芝質は先週より打ちやすい」と今週のコースについて語り、西村は「メリハリのあるコースで面白い」と印象を述べている。
勝は「去年も予選を通過して良い印象を持っているコース」だと意気込み、吉田は「ラフがねちっこいのでティーショットはフェアウェイに置きたい」と戦略を明かした。
大会は例年バーディー合戦となることが多く、昨年の優勝スコアは21アンダーだった。日本人選手たちは、パー5での確実なバーディーや、短いホールでのチャンスを活かすことが上位進出のカギになりそうだ。
WOWOWでは、初日の6月14日午前4時から最終日の17日午前2時まで、連日生中継される。また、WOWOWオンデマンドでは「日本人選手専用カメラ」によるライブ配信も行われ、より詳細に日本人選手の動向を追うことができる。なお、初日の放送・配信は無料で視聴可能だ。