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リクエスト、仕事が進まない原因を整理する実践ガイドを無料公開

組織行動科学®の研究・教育開発を行うリクエスト株式会社は、上司や育成担当者、支援者に向けた実践ガイド「正しいことを伝えたのに、なぜ仕事は変わらないのか」を無料公開します。依頼や助言をした後に仕事が進まない場面において、何を確かめ、伝える側がどのように関わるべきかを整理した内容となっています。A4横・全14ページの資料には、確認の問いや架空の会話例、コピーして使える記入用紙などが収録されています。

実行に必要な条件と関わり方を整理

資料では、「早めに共有して」と伝えたのに連絡が遅れたり、「分かりました」と返事があったのに仕事が進まなかったりする場面を取り上げています。未実行という事実のみから本人の責任感や意欲を判断するのではなく、本人の理解度や手法の有無、情報・時間・権限の有無、未確定の報告に対する周囲の受け止め方といった実行の条件を確認します。

事情を聴くことと必要な仕事の基準を明確にすることを両立させ、本人、上司、組織が担う役割を分けたうえで、現場の2人では変えられない条件を権限を持つ人へ渡す視点も提示されています。

具体例と記入用紙を用いた運用の流れ

資料内の例では、営業担当者が水曜に納期変更の可能性を知り、確定した金曜に施工担当者へ共有する場面を扱っています。未確定情報の扱いと共有時点を確認し、次の機会には可能性を知った段階で確定事項、未確認事項、次の確認予定を共有するとともに、上司が共有先と受け手の扱いを整えるといった双方の行動を定めます。

付属の記入用紙は、期待した行動、確認できた事実、本人に確かめたこと、次に試すことと双方の分担、結果の確認日を順に記録する構成です。変更した条件と実際の経過を残し、続ける点や変える点を決める使い方を提案しており、本人を採点するための診断尺度ではないとしています。

参考研究と資料の位置づけ

本資料は以下の研究を参考に、職場で確認できる問いと手順をリクエスト株式会社が整理したものです。これらの研究は、今回の確認メモや4つの問いの効果を直接検証したものではありません。

  • Deciほか(1994):必要性を自分のものとして受け取る過程を扱う学生の課題実験。理由の提示、気持ちの受け止め、選択を尊重する関わりを参考としています。
  • Michieほか(2011):行動を能力・機会・動機から検討するCOM-Bを含む枠組み。意欲だけでなく、仕事の条件を広く確認する視点を参考としています。
  • Gollwitzer・Brandstätter(1997):実行意図の研究。いつ、どの場面で始めるかを具体化する視点を参考としています。

なお、同社の研究・教育開発の基盤である980社・33.8万人というデータや、BtoB企業3社・リーダー候補計423名の公開実践報告は、今回の実践方法や確認メモの効果検証数ではありません。

会社概要

  • 会社名:リクエスト株式会社
  • 代表者:代表取締役 甲畑 智康(こうばた ともやす)
  • 所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目4番8号 京王フレンテ新宿3丁目4F
  • 公式サイト:https://requestgroup.jp/

本記事はリクエスト株式会社の発表をもとに作成しました。

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