宮崎市、道の駅フェニックス再整備に向け公民連携の事業者を公募へ
宮崎市は、築60年を迎え老朽化が進む「宮崎市道の駅フェニックス」の建て替えに向け、民間事業者との公民連携による事業パートナーの公募を実施する。同施設が持つ優れた景観や知名度と民間事業者のノウハウを活かし、日南海岸の新たなランドマークとなる観光拠点の整備を目指す方針だ。
老朽化が進む観光拠点の抜本的な更新へ
宮崎市道の駅フェニックスは、観光地である青島エリアの南部に位置し、日南海岸国定公園の景勝地として知られる堀切峠に隣接している。昭和40年に民間事業者が開業した後、市が取得して道の駅として運営されてきた。
太平洋や国の天然記念物「鬼の洗濯板」を見渡せるロケーションから、現在も年間40万人以上が訪れる観光スポットとなっている。しかし、開業から築60年を迎えて建物の老朽化が著しく、建て替えを前提とした抜本的な更新が必要とされている。厳しい財政状況下でも持続可能な施設整備と運営を実現するため、民間事業者との公民連携による再整備が進められる。
事業パートナー方式と事業用定期借地方式を導入
本事業では、民間事業者のアイデアやノウハウを引き出すため、以下の方式が採用される。
- 事業パートナー方式:計画策定段階から市と共同で事業に取り組む民間事業者(事業パートナー)を募集・選定する
- 事業用定期借地方式:市が選定された民間事業者に土地を貸し付け、事業者が自らの資金で施設を整備・運営する
土地の貸付条件などは次の通りとなっている。
- 面積:最大42,000㎡(県道西側市有地のみ)
- 期間:10年以上50年未満
- 参考年間貸付単価:平地 302.40円/㎡、山林 0.56円/㎡

施設に求められる必須機能と提案内容
整備される施設には、以下の機能が必須として求められる。
- 物販機能(売店等)
- 飲食機能(カフェ・レストラン等)
- 一般観光客の立ち寄り機能
なお、その他の附帯機能の提案や、1期・2期工事といった段階的な開発の提案も可能とされている。
今後の公募スケジュール
公募に関する予定スケジュールは以下の通りとなっている。
- 募集要項の公表:令和8年10月5日(月)
- 応募意思表示(参加表明)受付:令和8年10月5日(月)~令和9年1月8日(金)
- 事業提案書受付:令和9年2月1日(月)~令和9年4月2日(金)
- 優先交渉権者の決定:令和9年4月下旬
本記事は宮崎市の発表をもとに作成しています。
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