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オカムラがMotionBoardとDr.Sumを導入し全社サプライチェーン管理を強化

株式会社オカムラは、全社サプライチェーン管理にウイングアーク1st株式会社のデータアプリ基盤「MotionBoard」とデータマネジメント基盤「Dr.Sum」を導入した。

経営層から現場まで全社共通データで生産状況を可視化する仕組みを構築し、データに基づいた需要変動への対応により、在庫の適正化や迅速な判断につなげ、生産体制の強化を進めている。

導入の背景とシステム構築の経緯

オフィスを中心とするワークプレイスづくりや店舗・商環境、物流システムなどを展開するオカムラでは、取り扱う商品の需要における繁閑差の大きさや少量多品種化が進んでいた。自社生産の方針に伴う工場間での受発注や輸送の増加もあり、適正在庫の維持とリードタイムの短縮、サプライチェーンの最適化が課題となっていた。

同社は2023年8月にMotionBoardを導入し、各事業所でダッシュボードの活用を進めていたが、経営層を含めた全社共通のデータ活用が求められていた。そこで2024年6月にデータマート基盤としてDr.Sumを新たに導入し、本社と各事業所が一元的に在庫管理状況を把握できる仕組みを構築、2024年10月に稼働を開始した。

稼働状況と導入による効果

新システムでは、各システムに分散する在庫、受注、生産計画やExcelなどのデータをDr.Sumに集約・加工し、MotionBoardで可視化している。

MotionBoard上に構築された「日程管理指標」ダッシュボードでは、納期回答、在庫、ストックアウト、受注生産品のリードタイムなどを集約し、朝一番と午後2時の1日2回、登録ユーザーへ配信している。社内の通路に設置された大型タッチディスプレイ型のミーティングボードにも表示され、異常があれば商品の詳細データまで確認できる運用により、早期の異常値察知とアクションが可能になった。

また、「製品在庫検索」ダッシュボードによって営業部門が各事業所の在庫情報を即座に把握できるようになり、短納期ニーズへの提案力向上や販売機会の獲得、余剰在庫の圧縮につながっている。オカムラの担当者は「各事業所で個別に進めてきた見える化を、全社のサプライチェーンを共通の指標で把握し、判断する運用へと広げることができました」としている。

今後の展開とイベントでの事例発表

オカムラは、2026年に始動した「中期経営計画2028」において事業構造改革や生産体制の最適化に取り組み、更なる在庫圧縮を進めている。MES(製造実行システム)における設備稼働ログやIoTデータの取り込み基盤を整備するなど、判断や行動につなげるデータ活用を検討している。

なお、10月9日(金)に名古屋で開催される「UpdataNOW26 (アップデータナウ)」において、オカムラによる本事例の講演が予定されている。

  • 日時:10月9日(金)15:30 – 16:00
  • タイトル:生産・販売・物流データ活用基盤の構築~生産現場の個別改善からサプライチェーン全体の意思決定へ~
  • 講演者:株式会社オカムラ サプライチェーン本部サプライチェーンマネジメント部 課長 芝山 博紀 氏
  • 開催場所:名古屋東急ホテル(愛知県名古屋市中区栄4-6-8)
  • 申込URL:https://info.wingarc.com/public/session/view/2385

企業概要

株式会社オカムラ

  • 創業:1945年10月
  • 本社所在地:神奈川県横浜市西区北幸1丁目4番1号 天理ビル19階
  • 事業内容:スチール家具全般の製造・販売、産業機械その他の製造・販売、商品陳列機器その他の製造・販売、各種医療機器その他の機械器具の設計・製造・販売など
  • URL:https://www.okamura.co.jp/

ウイングアーク1st株式会社

  • 代表者:代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤
  • 本社所在地:東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
  • お問い合わせ先TEL:03-5962-7300
  • お問い合わせフォーム:https://www.wingarc.com/contact/

本記事はウイングアーク1st株式会社の発表をもとに作成されています。

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