台湾クリエイティブ・エキスポ総取引額が過去最高の16.5億元を記録 のべ67万人来場
文化部(日本の文化庁に相当)が主催し、政府関連機構の台湾デザイン研究院が実行する「台湾クリエイティブ・エキスポ」が8月、台北市内の「空総国家文化基地」と「南港展覧館」の2会場で開催されました。2010年から毎年開催されている同イベントは文化・クリエイティブ産業とイメージライセンスの大規模展示会で、国内外のバイヤーや一般消費者が集まりました。会期中の来場者数はのべ67万人にのぼり、総取引額は昨年の13.5億元(およそ67億円)を上回る16.5億元(およそ82億円)に達して過去最高を記録しました。
歴史的拠点の文化空総で初開催
通称「文化空総」と呼ばれる「空総国家文化基地」は、日本統治時代は台湾総督府の工業研究所、戦後は空軍総司令部だった国家指定の古蹟をリノベーションした台北市の新たな文化拠点です。展示空間やアート創作の場として市民に向けて開かれており、リノベーション後初の大規模イベントとして今回のエキスポが開催されました。

会期中の週末には「晴空季2026」が同時開催され、空軍音楽隊の演奏や街歩きガイドツアー、マーケットなどが実施され、3.6万人ほどが来場しました。また、会場内では戦後80年の特別展示「GOOD LUCK!骨力臺灣——終戰八十特展」も行われ、空襲後の街並みを再現した空間展示のほか、来場者が「最も守りたい日常」を書いて紙飛行機を飛ばす参加型展示には1万2千を超えるメッセージが寄せられました。


地方の工芸や独自マーケットなど多様な展示を展開
「文化空総」会場では、AIの急速な発展の中で人間の創造性の本質を再考する「BIT ZERO 第零位元」をテーマに、文化キュレーション展「Wake Up!感知覺醒」をはじめ、地方の厳選プロダクトや現代工芸、ブランドの展示が行われました。

会場内には、22の県と市から235のセレクトアイテムが集まった地方特選館「回到明日前」が設けられたほか、国立台湾工芸研究発展センターも200点以上の工芸品を出展しました。さらに、マーケット「生活補給実験室」では特色のあるドリンクやお茶類、軽食、暮らしのアイテムやインタラクティブ体験、週末限定のスイーツなどが展開され、期間中に300万元(約1,500万円)近い売り上げを記録しました。

商談展では1,300ブース超が出展し過去最高の取引額を記録
「南港展覽館 1館」では初となるオンライン予約制が導入され、スムーズな入場体制が整えられました。会場には台湾発のオリジナルIPキャラクターを打ち出す「IP-STAR POP PARK 黑潮星楽園-幻奇星劇院」など、1,300を超えるブースに910以上のブランドが出展しました。「文化空総」と合わせた総取引額は過去最高の16.5億元(およそ82億円)に達しています。


イベント終了後、「文化空総」では「a-We 台湾テーマ特展:a~~~Wemoji!」や「台北ファッションウィーク SS27」などの催しが予定されています。なお、次回の「台湾クリエイティブ・エキスポ」は、2027年8月に今年度同様、「文化空総」と「南港展覧館」で開催される予定です。
公式サイトおよびSNS
- オフィシャルサイト(中文・英語):https://creativexpo.tw/
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本記事は台湾クリエイティブ・エキスポの発表をもとに作成しました。
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