アンドドット、三重県市町村振興協会主催の生成AI利活用研修で講師を務める
行政・自治体向けにAIソリューションを提供するアンドドット株式会社は、2026年9月2日に公益財団法人三重県市町村振興協会が主催する「令和8年度 生成AI利活用促進研修」の講師を務めました。研修は現地集合型で実施され、三重県内の市・町・一部事務組合・広域連合から職員52名が参加しました。
事前調査では73.0%が情報漏えいに懸念
実施に先立って行われた事前アンケート(回答37件)では、生成AIの利用状況について「業務で利用している」が25名(67.6%)(内訳:「実際の仕事で使っている」20名、「職場で推進している」5名)、「趣味で少し触る程度」が10名(27.0%)、「全く使ったことがない・知らない」が2名(5.4%)となりました。
今後の活用に向けた懸念(複数回答)としては「情報漏えい」が27名(73.0%)で最多となり、次いで「出力の精度」「スキル不足」「コスト・料金」「AIツール活用ルールの整備」が挙げられました。また、時間が掛かっている業務としては議事録・レポート作成が最も多く、データ集計・分析、企画書作成が続いていました。
研修では、最大の懸念事項であった情報漏えいをはじめとする生成AIのリスクを体系的に扱ったうえで、受講者自身に誤った出力を起こしてもらう実践枠が設けられました。大規模言語モデルが確率的に次の語を繋げている仕組みを体験から理解する構成となっています。
活用例は自治体業務に置き換えられ、住民向けの開催通知文の作成や、職員役と住民役による問い合わせ対応のロールプレイングなど、実務に接続する内容で解説されました。あわせて、総務省の自治体DX事例集からExcelマクロの自動生成による業務時間削減事例なども紹介されました。
受講後は84.8%で不安が軽減し組織展開へ関心
受講後アンケート(参加52名中46名回答)では、受講前と比べたAI利用の抵抗感・不安感の変化について84.8%(39/46件)が「減った」と回答しました。5段階評価(4以上の肯定的な回答割合と平均値)では、今後の業務利用意向が97.8%(45/46件、平均4.78/5.0)、業務活用のイメージが93.5%(43/46件、平均4.35/5.0)、研修会の満足度が93.5%(43/46件、平均4.65/5.0)となっています。
受講者からは「プロンプトの入れ方が正解なのか分からなかったが、研修を受講して明確に理解ができた」といった声が寄せられました。また、受講後には特定の業務フローの自動化・効率化システムの導入や、庁内での研修実施、推進体制・計画づくりなど、個人の習熟から組織展開や住民サービスへの適用を見据えた課題が挙げられました。
- 会社名:アンドドット株式会社(AndDot Inc.)
- 設立:2023年6月
- 所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-16-6 二葉ビル(GUILD) 2F-O1
- 代表者:代表取締役 茨木 雄太
- 事業内容:常駐型FDE/AXプロデュース事業/行政向け事業/共創事業(AIとテクノロジーを軸に、企業・行政・地域の変革を一気通貫で支援)
- URL:https://and-dot.co.jp/
本記事はアンドドット株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



