佐賀県は、2024年10月30日から新たなプロジェクト「ゴジラ対（つい）サガ」を展開すると発表した。このプロジェクトは、佐賀県の形状がゴジラとほぼ同じであることから着想を得たもので、今年70周年を迎えるゴジラを「佐賀県かたち観光大使」に任命し、佐賀県の魅力を全国に発信することを目的としている。

「ゴジラ対サガ」では、11月3日の「ゴジラの日」に「2024佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」でゴジラがグリーティングを行うほか、佐賀県庁新館の展望ホールにゴジラの巨大ビジュアルが出現し、ゴジラの歴史を振り返るパネル展示も開催される。さらに、世界最大手の清掃機器メーカー・ケルヒャーの協力のもと、今年50周年を迎える岩屋川内ダム（佐賀県嬉野市）にゴジラの巨大ダムアートを制作するプロジェクト「ゴジラ in 佐賀 ダムアートプロジェクト powered by ケルヒャー」も発足。国内初のゴジラのダムアート制作を目指す。

そのほかにも、デジタルスタンプラリーや交通系ICカードの利用エリア拡大を記念した駅利用キャンペーンを実施。首都圏の駅構内に「ゴジラ対サガ」の広告を掲出し、限定のコラボグッズの販売も予定している。

佐賀県は2013年より情報発信による地方創生プロジェクト「サガプライズ！」を展開しており、今回の「ゴジラ対サガ」はその一環として位置づけられている。企業やコンテンツとのコラボレーションを通じて、佐賀県の地域資源の磨き上げや地域のさらなる活性化につなげていく狙いだ。