薬の神様・神田明神で薬屋のひとりごと特別展
江戸の総鎮守として知られる神田明神と、人気小説『薬屋のひとりごと』のコラボ特別展が2024年11月2日から24日まで開催される。会場は神田明神資料館と文化交流館1階のEDOCCO SHOP IKIIKIだ。
この特別展では、原作者のしのとうこ先生が描き下ろしたコラボビジュアルや、原作小説のカバー画・口絵の高精細デジタルカラー額装、そして神田明神所蔵の浮世絵や歴史資料が展示される。コラボビジュアルには、神田明神をバックに巫女姿の猫猫と和服姿の壬氏、そして薬の神様としても知られる少彦名命の姿が描かれている。
また、今回の特別展を記念して制作された描き下ろしイラストを使用したスペシャルコラボグッズも販売される。これまでに開催された『薬屋のひとりごと展』で販売された原作小説のグッズも取り扱われる予定だ。
会期中、物販会場で関連商品を購入した人には、原作小説イラストのブロマイドがプレゼントされる。また、資料館拝観者には描き下ろしイラストを使用したグッズのプレゼントも用意されている(数量限定)。
展示される額装画は、原作者による原稿を10色以上のインクで高品質・高精細に再現したもので、色の濃淡や鮮やかさのニュアンスが細やかに表現されている。これらの作品は購入も可能で、展示作品と同様の額装が施され、シリアルナンバーが入れられる。
神田明神は江戸時代から薬の神様として信仰されてきた歴史があり、『薬屋のひとりごと』とのコラボレーションは非常に興味深い。ファンにとっては見逃せないイベントとなりそうだ。
©日向夏/イマジカインフォス イラスト:しのとうこ