Dellows News

東京工科大と八王子市、JR八王子駅と桑都の杜間で自動運転バスを実証運行へ

東京工科大学(学長:香川豊)は八王子市との協働により、同市の大型複合施設「桑都の杜」とJR八王子駅間において自動運転バスの実証運行を実施する。期間は2026年10月3日(土)〜12月25日の木曜〜日曜および祝日で、一般利用は無料で1日10往復便程度の運行を予定している。本運行は、両者による「自動運転社会実装推進事業コンソーシアム」が運行主体となり行われる。

実証運行の経緯と今後の計画

八王子市とAI/DX連携協定を締結している東京工科大学では、学園スクールバスの自動運転化に向け、2026年3月にJR八王子みなみ野駅~キャンパス間の一部区間で実証実験を実施した。同7月には、八王子市が国土交通省「地域公共交通確保維持改善事業費補助金」に採択され、同市と「自動運転導入に向けたコンソーシアム協定」を締結した。

今回の実証運行は、この協定に基づく「自動運転社会実装推進事業コンソーシアム」が運行主体となって実施される。また、本年度中にはJR八王子駅から東京工科大学のルートでの同実証実験の実施も計画されている。

本学園(東京工科大学および日本工学院専門学校)では、燃料電池バスを含む計27台のスクールバスを実運行している。学校法人として国内有数の規模となるスクールバスの実績や技術開発を地域交通の維持・活性化に活用する取り組みは全国的にも珍しく、将来的には八王子発の社会実装モデルの構築を目指すとしている。

さらに、私立大学最速スパコン「青嵐」などのAI開発環境を活用して自動運転アルゴリズムの高度化(レベル4の実現など)を推進し、運転士不足や交通空白の解消といった実社会の課題解決につなげていくとしている。

桑都の杜〜JR八王子駅 実証運行の概要

実証運行の詳細は以下の通り。

  • 運行ルート:JR八王子駅南口〜桑都の杜(東京都八王子市子安町3-26-1)
  • 自動運転レベル:レベル2(ドライバーの監視のもとに行われる特定条件下での自動運転機能)
  • 実施期間:2026年10月3日(土)〜12月25日 木曜〜日曜および祝日(※但し10月11日(日)〜12日(月・祝)、12月19日(土)〜20日(日)は運休)
  • 運行本数:1日10往復便程度
  • 乗車定員:13名 (自動運転時)
  • 運賃:無料
  • ベース車両:日野自動車「ポンチョ」
  • 自動運転システム開発協力:先進モビリティ株式会社
  • 事業主体:自動運転社会実装推進事業コンソーシアム(八王子市、東京工科大学)
  • 詳細URL:https://www.teu.ac.jp/gakunai/images/jidouunten_261002.pdf
  • 問合せ先:八王子市 交通政策課 Tel. 042-620-7432(平日8:30〜17:00)

東京工科大学 未来モビリティ研究センター

東京工科大学 未来モビリティ研究センター(https://www.teu.ac.jp/karl/future_mobility/)は、モビリティ技術が人々の可能性を広げる手助けになるという考えのもと、2025年に設立された。人間中心の設計と社会システムの構築を重視し、モビリティを核に工学、デザイン、コンピュータサイエンスなどの知識をAIやデジタル技術を使ってまとめる仕組みを提供する。研究テーマには、エンパワーメント・モビリティの実現、高齢者や障がい者が自立し社会に参加できる技術の開発、持続可能なモビリティ社会の実現などがある。

センター長を務める須田義大教授(2025年4月より東京工科大学教授 片柳研究所未来モビリティ研究センター長就任)は制御動力学を専門とし、鉄道や自動車などの交通システムに関する研究に幅広く従事してきた。

本記事は東京工科大学の発表をもとに作成。

アクセスランキング

今日

1週間