世界最高の教育を目指すDuolingoが音楽と数学コースを日本で提供開始
語学学習アプリとして世界的に人気のDuolingoが、日本国内のユーザー向けに音楽コースと数学コースの提供を開始した。Duolingoは「誰もが利用できる、世界最高の教育を開発する」というミッションの下、言語学習で培った知見を他の科目にも展開し、総合教育アプリとして進化を遂げている。
音楽コースでは、リズムや楽譜の読み方から有名アーティストの楽曲演奏まで、音楽の基礎を無料でゲーム感覚で学べる。さらに、Sony Musicとの提携により、ホイットニー・ヒューストンやP!nkなど人気アーティストの60曲以上の楽曲を演奏できるようになった。また、楽器製造メーカーLoogとの提携で、Duolingo初のハードウェアとなるデジタルピアノの販売も開始。アプリでの練習と実際の鍵盤演奏を組み合わせることで、より深みのある音楽体験が可能だ。
一方、数学コースでは、四則演算から幾何学まで、日常生活で役立つ数学スキルを身につけられる。Duolingoが実施した調査によると、日本人の67.4%が自分の計算力に自信がないと回答しており、数学コースは子どもから大人まで幅広い層の学習ニーズに応えるものとなっている。
Duolingo CEOのルイス・フォン・アンは、「ユニークなゲーム感覚の教育法が、これまで多くの人が困難に直面していた音楽と数学の学習者の自信向上に役立つことを願っている」とコメント。今後もDuolingoは、語学学習で培った知見を活かし、楽しく効率的な学習体験を提供する総合教育アプリを目指していく方針だ。