CoeFont、茶道体験施設 京都わび茶会にAI通訳サービスを無償提供
株式会社CoeFontは、社会貢献プロジェクト「Kotoba for All」の一環として、京都市北区の茶道体験施設「京都わび茶会」(運営:粋伝庵)に、AI通訳サービス「CoeFont通訳」を無償提供しました。従来の逐語訳では伝えきれなかった茶道の所作や作法の奥にある精神性やおもてなしの心をリアルタイムに通訳し、言語の壁による文化体験の質的な限界を解決することを目的としています。伝統文化・芸道分野への無償支援としては、ユネスコ無形文化遺産「縁付け金箔」の五明金箔工芸、香道三品大枝流に続く3件目の事例となります。
導入の背景と目的
日本の伝統文化においては、作法や見た目の美しさだけでなく、その奥にある精神性やおもてなしの背景が伝わることで体験の価値が完成するとされています。しかし、単語や文法を置き換える逐語通訳では、瞑想の意図や気遣いといった文化の本質を十分に伝えることが難しく、インバウンド旅行者への価値伝達における課題となっていました。
「背景まで深く理解してほしい」という京都わび茶会と、テクノロジーで言語の障壁をなくすことを目指す「Kotoba for All」プロジェクトの理念が合致したことで、今回の無償提供に至りました。茶室の静謐な雰囲気を損なうことなく、作法や瞑想に込められた真意をリアルタイムに届けられる環境の構築を図っています。
京都わび茶会での活用とコメント
「京都わび茶会」は、京都市北区鷹峯に位置する完全予約制のプライベート茶会です。美術品や工芸品の視覚的な美しさにとどまらず、「みちびきの瞑想」「食の礼(京懐石)」「茶の礼」の3ステップを通じて京都の精神文化を五感で伝える取り組みを行っています。
席主を務める茶道研究家・武者小路千家官休庵準教授の藤村道代氏は、茶室の間合いや静けさ、瞑想へ導く声のリズムの奥にある言葉だけでは伝えきれない日本の心を届けることが願いであるとした上で、場の空気を損なうことなくその思いを世界へつなぐ新たな可能性について期待を寄せています。
Kotoba for Allと伝統文化への支援
「Kotoba for All」は、社会からことばの壁をなくすことを目指すプロジェクトです。伝統文化やスポーツなど、言語の違いが理解の妨げとなっている現場に対し、多言語リアルタイム翻訳サービス「CoeFont通訳」を提供しています。
金箔工芸、香道、そして今回の茶道と、背景や精神性が伝わってこそ価値が届く日本の伝統文化や産業において、CoeFontはAI通訳技術を「日本の観光・文化発信を支えるインフラ」と位置づけ、今後も海外発信や多言語対応の支援を行うとしています。
概要一覧
施設およびサービスの概要は以下の通りです。
京都わび茶会
- 施設名:京都わび茶会
- 運営:粋伝庵
- 所在地:京都市北区鷹峯(完全予約制)
- 席主:藤村道代(茶道研究家/武者小路千家官休庵準教授)
- 公式WEB:https://www.kyoto-wabichakai.info/
AI通訳サービス CoeFont通訳
- サービスURL:https://coefont.cloud/cir
- iOSダウンロードURL:https://apps.apple.com/app/6749563379
- Android版DL:https://play.google.com/store/apps/details?id=cloud.coefont.cir_android
- 提供プラン:無料(有料プランに登録することで利用時間を追加可能)
- 対応言語一覧:16言語(日本語、英語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、ロシア語、ヒンディー語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語、タガログ語、ポルトガル語、オランダ語 ※2026年10月現在)
株式会社CoeFont
- 本社:東京都港区
- 代表取締役:早川尚吾
- 設立:2020年(東京科学大学認定ベンチャー)
- URL:https://CoeFont.cloud
- プロジェクトURL:https://kotoba.coefont.cloud/
本記事は株式会社CoeFontの発表をもとに作成しました。
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