今年の秋レジャーの予算は平均26,225円、一昨年・昨年から減少傾向に
株式会社ホンダアクセスが実施した「秋レジャーと車中泊に関する調査2024」によると、今年の秋レジャーの予算は1回あたり平均26,225円となり、一昨年と昨年の水準から減少する結果となった。
同調査は、自家用車を持つ20歳から69歳のドライバー1,000人を対象にインターネットリサーチで行われたもの。今年の秋は「食欲の秋」(44.7%)を最も楽しみにしている人が多く、次いで「行楽の秋」(28.1%)、「ドライブの秋」(24.6%)と続いた。
秋レジャーの予算については、「1万円~3万円未満」(29.9%)が最多で、平均金額は26,225円。過去の調査結果と比較すると、2020年の10,080円から2023年の28,265円まで上昇傾向にあったが、今年は減少に転じた。相次ぐ値上げなどによる家計への影響が要因とみられる。
今年の秋にクルマで行きたいレジャーでは、「食べ歩き」(39.2%)が1位となり、「温泉街散策」(26.0%)、「紅葉狩り」(24.2%)と続いた。60代男性では「温泉街散策」(40.0%)が最も人気だった。
紅葉狩りのスポットとしては、「日光(栃木県)」が1位に選ばれ、「香嵐渓(愛知県)」、「嵐山(京都府)」、「箱根(神奈川県)」、「厳島(宮島)(広島県)」がトップ5に入った。
また、秋のドライブでは61.4%が西日対策を行っており、その方法は「サングラスの使用」(54.9%)、「標準装備のサンバイザーの使用」(39.1%)、「早めのヘッドライト点灯」(38.1%)などが上位に挙がった。
愛犬とのレジャーについては、犬を飼ったことがある人の49.9%が愛犬を連れてレジャーに行った経験があり、20代と30代では半数以上に上った。愛犬と一緒に楽しみたいレジャーでは、「ドッグラン」(52.7%)、「ドッグカフェ」(43.2%)、「キャンプ」(37.0%)などが人気だった。
車中泊の経験がある人は34.0%で、50代男性では47.0%に達した。車中泊の回数は平均10.6回で、10回以上の経験者は21.8%だった。車中泊の場所は「車中泊可能な道の駅」(65.3%)が最多で、「オートキャンプ場」(20.3%)、「RVパーク」(6.8%)と続いた。車中泊経験者の51.5%が今後も車中泊をしたいと回答し、特に20代では73.0%と高い意欲を示した。
「秋レジャーと車中泊に関する調査2024」(ホンダアクセス調べ)