MOTがDBJキャピタルや松竹系VCから資金調達、作家マネジメントやスクール強化へ
漫画家などの作家マネジメント事業やオンラインマンガスクール「カキコミ」を運営する株式会社MOTは、第三者割当増資による資金調達を実施した。今回の調達では、DBJキャピタル株式会社をリード投資家とし、松竹株式会社のコーポレート・ベンチャー・キャピタルである松竹ベンチャーズ株式会社が運営する松竹ベンチャーズ1号投資事業組合を引受先としている。調達した資金は、「カキコミ」のコンテンツ強化やマネジメント体制の拡充、海外展開の準備などに充てられる予定だ。
資金調達の背景とオンラインマンガスクール「カキコミ」の展開
株式会社MOTは、『彼女、お借りします』(講談社)で知られる漫画家の宮島礼吏と津持大和代表取締役CEOが2023年11月に共同設立した企業で、「マンガ家の一生に寄り添い“やりたいこと”を実現する」をミッションに掲げている。

同社は、漫画家を中心とした作家のマネジメント事業を展開するとともに、2026年4月には現役の漫画家と編集者が直接教えるオンラインマンガスクール「カキコミ」をリリースした。リリースから半年で無料会員数は1,200名を突破し、ゼミ生の出版社新人賞入選や、受講生への大手出版社担当編集者の割り当てといった実績が出ている。
調達資金の主な使途

今回調達した資金は、主に以下の用途に充当される。
- 「カキコミ」の教育コンテンツ・プロダクトの強化
- 作家マネジメント体制の強化
- 海外展開の準備
- 事業拡大に伴う人材採用


出資元および創業者のコメント

株式会社MOT代表取締役CEOの津持大和は、作家の業務が多角化するなかで仕事全体を支援するパートナーが必要であるとし、松竹グループとの映像・演劇作品における連携や、DBJグループのネットワークを通じた企業・自治体との新しい仕事づくりを視野に入れている旨を述べた。また、共同創業者で漫画家の宮島礼吏は、自身の経験をもとに立ち上げたサービスへの評価と支援に対する感謝を表明した。
出資側のDBJキャピタル株式会社シニアインベストメントマネジャーの石井隆宏氏は、漫画の産業的価値に触れつつ、企業や地域連携、海外展開の支援を通じてMOTのミッションに伴走していく考えを示した。また、松竹ベンチャーズ株式会社代表取締役社長の井上貴弘氏は、クリエイターの育成・発掘への共感を述べ、グループのネットワークやIP展開ノウハウを融合させた共創を進めるとしている。
「カキコミ」は、ネーム、作画、キャラクター設計などのオンライン動画講座のほか、プロ漫画家による少人数制のゼミやコミュニティ運営、出版社の編集者を招いた交流会などを提供している。
参加講師(一部):
- 宮島礼吏(『彼女、お借りします』)
- ヒロユキ(『アホガール』)
- 丸山恭右(『TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには』)
- 肉丸(『ばっどがーる』)
- 内藤マーシー(『甘神さんちの縁結び』)
- 四葉夕卜(『パリピ孔明』)
関連会社概要
株式会社MOT
- 所在地:東京都新宿区
- 設立:2023年11月10日
- 代表者:代表取締役CEO 津持大和
- 共同創業者:宮島礼吏(漫画家)
- 事業内容:漫画家を中心とした作家のマネジメント事業、オンラインマンガスクール「カキコミ」の運営
- URL:https://mot.company/
DBJキャピタル株式会社
- 所在地:東京都千代田区大手町1-9-6 大手町フィナンシャルシティ サウスタワー
- 代表者:代表取締役社長 倉林進
- 事業内容:ベンチャーキャピタル事業(DBJグループ)
- URL:https://www.dbj-cap.jp/
松竹ベンチャーズ株式会社
- 所在地:東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル
- 設立:2022年7月
- 代表者:代表取締役社長 井上貴弘
- 事業内容:投資事業、スタートアップ企業との共創事業
- URL:https://www.shochiku-ventures.co.jp/
本記事は株式会社MOTの発表をもとに作成されています。
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