Beyondge、大学研究シーズをM&A出口から逆算し事業化する新サービスを開始へ
Beyondge株式会社は、グループ会社のBeyondge M&Aパートナーズ株式会社と共同で、大学の研究シーズをM&Aによる出口から逆算して事業化する新サービス「M&Axion for Academia(エムアクション・フォー・アカデミア)」を開始します。大学や研究機関と連携し、出口戦略をもとに会社設計や経営チームの組成を行い、研究者とともに事業立ち上げから出口の実現まで経営を担います。研究者が研究に集中できるよう、事業化や資金調達、出口の実現をBeyondge株式会社側が支援する体制を整えます。
大学発スタートアップが抱える課題とサービス開始の背景
大学発スタートアップの設立数は増加傾向にあり、研究成果の社会実装が進んでいる一方で、事業の出口(エグジット)まで到達する企業は限られています。スタートアップ創出の量に対して、出口までを担う質の担い手が不足している点が構造的な課題とされています。
この背景には、法人設立前に「誰が・なぜ買うのか」という出口の仮説を立てること、研究者に代わって事業を推進する経営人材の確保、出口までの期間を見据えた資本政策の設計という3つの要素が十分に整っていない現状があります。これらの対応が後回しになることで、法人化後に多大な時間と資本を要する負担が生じていました。同社はこうした課題に対応するため、大学による研究シーズの創出と、同社による出口から逆算した会社づくりおよび経営を組み合わせたモデルを設計しました。
「M&Axion for Academia」は、出口から逆算して売れる事業を研究者とともに創出するカンパニークリエーションプログラムです。大学と連携しながら、以下の5つのステップで事業化から出口の実現までを進めます。
- 買い手の定義:誰が・なぜ買うのか、出口像を最初に置く
- 要件の逆算:買い手の基準から事業・技術要件を定義する
- シーズの探索・評価:5年以内にM&Aが可能かという基準で大学シーズを選別する
- 会社の組成:経営チームの組成、資本政策の設計、VC・CVCからの資金調達を実行する
- 出口の実現:M&Aによる売却を実現する
本サービスでは、Exitから逆算した事業設計や、同社の人材プールからの創業者・経営チームの組成、ストックオプションやエクイティ設計を含む資本政策からM&A実行までの一貫した支援を提供します。事業体制は、大学(研究シーズ・研究者)、同社(事業設計・経営人材・資本政策・M&A出口)、VC・CVC(成長資金)、事業会社(技術獲得・オープンイノベーションを目的とした買い手)の4者で構成されます。
関連サービスおよびグループの知見の活用
新サービスの展開にあたっては、同社グループの既存サービスや知見が活用されます。M&Aの買い手企業向け業務をBPaaSとして提供する「DealFlow」が蓄積してきた事業会社ネットワークを、買い手の定義と出口の実現に役立てます。
また、M&A駆動型カンパニークリエーションプログラム「M&Axion」の知見を起業家・経営チームの組成や出口の実行に反映します。さらに、スタートアップや中小企業の売り手側支援を専門に行うM&Aアドバイザリー会社であるBeyondge M&Aパートナーズ株式会社(2026年10月1日付で株式会社リライトキャピタルより商号変更)の支援実績も活用されます。
Beyondge株式会社の概要
- 会社名:Beyondge株式会社(読み|ビヨンジ)
- 代表者:代表取締役CEO 野上 隆徳
- 所在地:東京都渋谷区渋谷1-1-3 アミーホール
- 設立:2022年8月
- 事業内容:スタートアップの創出・育成及び大企業のグロースハック
- URL:https://www.beyondge.com/
本記事はBeyondge株式会社の発表をもとに作成されています。
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