石川県初のスマートストア「トライアル野々市店」オープン
株式会社トライアルホールディングスは、2024年10月23日に石川県野々市市に「スーパーセンタートライアル野々市店」をオープンする。この店舗は、石川県初のスマートストアとなる。スマートストアとは、IoT機器やAI技術を導入し、データの利活用をもとに新しい購買体験を提供したり、効率的な運営を可能にしたりする店舗形態を指す。
野々市店では、世界初の小売に特化した「リテールAIカメラ」や、セルフレジ機能付きの買い物カート「Skip Cart®」などのIoT技術やAI技術が導入される。Skip Cart®は、専用のプリペイドカードをカートに登録し、付属するスキャナーで商品バーコードを読み取ることで、通常のレジでの商品登録や会計の手順を省き、専用ゲートを通過するだけでキャッシュレス会計を済ますことができる。野々市店には80台のSkip Cart®が導入され、これにより全国のSkip Cart®の稼働台数は約20,000台となり、世界一の稼働数を誇ることになる。
また、野々市店には「インストアサイネージ™」も導入される。これは、売り場に合わせた映像や写真のオリジナルコンテンツを音声付きで店内一斉放送できるシステムだ。館内の音声と連動して出来立ての惣菜をお知らせしたり、季節や催事に合わせた訴求コンテンツを配信したりすることで、より快適なお買い物環境を提供する。
トライアルは、AI化による「お客様・働く人(従業員・メーカー等)」の便益を図るだけでなく、「Skip Cart®」による非対面会計など、「新しい生活様式」の側面においても新たな購買体験を提供していく方針だ。