世界の名画を特大サイズで楽しく解説、書籍「世界のスゴイ絵画」

学研ホールディングスのグループ会社であるGakkenは、世界の名画を特大サイズで楽しく解説した書籍『意味がわかるとおもしろい! 世界のスゴイ絵画』を2024年4月25日に発売した。

本書では、ダ・ヴィンチの《モナ・リザ》、ムンクの《叫び》、葛飾北斎の《冨嶽三十六景》など、教養として知っておきたい75の名画を厳選し、それぞれの作品や画家に関する知識を紹介している。作品に隠された謎から、個性豊かな画家のエピソードまで、名画を楽しむヒントが盛りだくさんだ。

ほとんどの作品の図版は、見開きをまたいで大きく掲載されているため、実物さながらの迫力を味わうことや、細部をじっくり観察することができる。名画にはじめて触れる子どもから、大人の美術ファンまで、幅広い層が楽しめる1冊となっている。

本書の特色として、ムンクの《叫び》に隠された謎など、名画を楽しむヒントをわかりやすく紹介していること、実物さながらの絵画の迫力を伝えるため、ほとんどの図版を見開きをまたいで掲載していること、画家たちのユーモラスなイラストが魅力的であることなどが挙げられる。

また、印象派の巨匠による対談を妄想でつづったコラムや、西洋・日本美術の流行がわかる年表、この本に登場する絵画の実物を国内で見られる美術館ガイドなども充実している。

著者の佐藤晃子氏は、西洋・日本美術をやさしく紹介する書籍を多数執筆している。本書は、2023年2月に学校図書館向けに発刊した同名の書籍を、一般の方に向けて掲載作品点数を増やし、再編集したものだ。