三井温熱がホーチミン市工業大学とMOU締結 人材育成や研究連携へ
三井温熱株式会社は2026年8月28日、ベトナム・ホーチミン市のホーチミン市工業大学(IUH)と、教育・研修・科学研究・技術交流等に関するMOU(覚書)を締結しました。
同大学内に設けられた「三井温熱LAB」を拠点に、三井温熱療法に関する教育環境の整備や現地人材の育成、技術交流、研究連携を本格的に推進します。日本からの技術提供にとどまらず、現地で学んだ人材が次の指導者を育てる持続可能な教育体制の構築を目指し、将来的にはアジア地域への展開につなげていく考えです。

産学官関係者が集う国際連携会議と調印式を実施
調印式に先立ち、IUHではベトナム・台湾・日本の大学や教育機関、行政、産業界などが参加する国際連携会議が開催されました。
会議には、ホーチミン市工業大学、INTACT Base、国立台湾科技大学、国立高雄科技大学、FPT Polytechnic College、ヴィンロン省 農業・環境局、ヴィンロン省 農業普及センター、三井温熱株式会社などが参加しました。教育や科学技術、地域産業、人材育成、国際連携をテーマに、各機関の知見や技術を生かした協力の可能性について意見交換が行われました。

続いて行われた調印式では、両者の紹介や代表者による挨拶を経てMOUへの署名が交わされました。
今回のMOUに基づき、三井温熱療法に関する教材・技術資料の提供や専門家による技術指導、教育・研究における関連機器の活用を進めます。さらに、講師・研究者・学生等の人的交流、短期・長期研修プログラムの検討、科学研究および技術交流といった分野で連携を図る予定です。

活動拠点となるIUH内の「三井温熱LAB」は、温熱機器の体験にとどまらず、学習、実践、研究、人材育成の場として活用されます。今回の訪問時には、現地講師の育成に向けた実践講習のほか、大学関係者や一般参加者を対象とした温熱体験会も実施されました。

現地で技術が受け継がれる教育体制の構築を目指す
同社は、日本から専門家を派遣し続ける一方向の技術提供ではなく、専門知識を学んだ現地人材が指導者となって次の世代へ技術を伝えていく体制づくりを目指しています。三井温熱LABを活用しながら、講師育成や研修プログラムの充実、研究活動などを段階的に進める方針です。
今後は、IUHや三井温熱LABを中心とした教育環境を整えるとともに産学官連携を深め、ベトナムで構築した教育・人材育成の仕組みをアジアの各地域へ広げていくとしています。

三井温熱株式会社の概要
- 会社名:三井温熱株式会社
- 所在地:千葉県富里市日吉台3-36-1
- 代表者:代表取締役社長 瀧田裕子
- 事業内容:温熱機器の開発・販売、三井温熱療法の普及・教育等
- 公式サイト:https://www.mitsui-onnetsu.co.jp/
本記事は三井温熱株式会社の発表をもとに作成しています。
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