bajjiが対面会話から顧客の意図を捉えるAI顧客理解基盤Realogueを発表
株式会社bajjiは、対面の会話から顧客の意図や関心、生活の変化を捉え、次の接客や提案につなげるAI顧客理解基盤「Realogue」を発表しました。
Realogueは文字起こしにとどまらず、会話から「次に何を望むか」を構造化するAIです。POSやCRMでは捉えきれなかった「行動の前にある意図」を、新しい顧客データとして蓄積します。

会話から顧客の意図を読み取る仕組み
Realogueは、音声認識、話者分離、意図解析(Will Analysis)、行動提案(Sales Intelligence)の技術で構成されています。処理は「会話 → 文字 → 意味 → 意図 → 次の一手」の5段階で進み、顧客の関心、潜在ニーズ、ライフステージの変化、不満・懸念、来店・購買の兆候、次に取るべきアクションを抽出します。
例えば「来月、下の子が小学校に上がる」という発言から入学というライフステージを捉えて3〜4月の来店動機を予測したり、「白髪が気になってきた」という発言から次回提案するカラーを準備したりするなど、具体的なアクションへの活用を支援します。
専用機材を使わない3ステップの運用と導入効果
運用は「録る・わかる・動く」の3ステップで行われます。現場では朝に店舗のiPadやPCで開始ボタンを押すだけで、専用機材や閉店後の入力作業を必要とせず、日次でbajjiのデータセンターにて解析が行われます。解析結果は管理画面に反映され、日々の接客や提案に利用できます。

導入による1店舗あたりの年間換算の効果として、以下の数値が試算されています。
- 顧客の声:1600万文字
- 顧客の意向獲得数:7200件
- 顧客のライフイベント把握件数:1800件
- クロスセル期待値:1000万円〜6000万円の売り上げ上昇
※2026年8月〜9月の稼働状況を基に、1店舗あたりの年間値に換算した試算です。実際の結果は、店舗規模や運用状況などによって異なります。
柔軟なUI/UX設計と想定される展開業種
Realogueは共通の顧客理解基盤を持ちながら、業種ごとの用語や業務フロー、既存のPOS・予約・CRMとの接続に合わせて、UI/UXをAIネイティブ開発でフルカスタマイズ設計します。
先行導入されている美容サロン向けサービス「Beauty Life Partner」のほか、ブライダル、ゴルフ・スクール、リユース・買取、高額商材の販売、エステ・リラクゼーションなど、長時間にわたり対面で接客を行う業態への展開が想定されています。また、企業の商談や1on1、社内会議、開発会議への展開も可能としています。
株式会社bajji代表取締役の小林慎和氏は、Realogueについて「会話を記録するだけのAIではなく、顧客を理解し、次の一手につなげるためのAIです」と述べており、属人的な記憶を会社の顧客資産に変えていく考えを示しています。
会社概要
- 社名:株式会社bajji
- 所在地:東京都台東区柳橋2丁目1番11号 Barq SHINSO BLDG 403
- 代表者:代表取締役 小林慎和
- URL:https://corp.bajji.life/
- サービスサイト:https://corp.bajji.life/realogue
本記事は株式会社bajjiの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



