PeopleX、バーチャルヒューマンを活用したAI面接官事業に参入し採用DX推進

エンプロイーサクセス事業を推進する株式会社PeopleXは、バーチャルヒューマンを活用したAI面接官事業に参入することを発表した。この取り組みはAiHUB株式会社との協業となる。

米国では、特定職務に限定したジョブ型組織から、人材のスキルに応じて業務を割り当てるスキルベース組織への移行が注目されている。スキルベース組織では、学歴や経験よりも個人のスキルを重視するため、自社にマッチした人材を確保しやすく、多様なバックグラウンドを持つ人材が集まりダイバーシティが促進されるなどのメリットがある。

PeopleXが実施した意識調査では、人間の面接官よりもAI面接官のほうが「公平に判断される」「緊張せずにのぞめる」との結果が出ており、約75%が「一次面接はAI面接官で良い」と回答している。同社は、「スキルベース採用×AI面接」が人手不足の日本だけでなく世界の潮流になると考え、バーチャルヒューマンを活用したAI面接官事業へ参入することを決めた。

バーチャルヒューマンは、AIや3DCG技術を使い、実在する人間のような外見で対話や感情表現などを再現する技術だ。2030年には市場規模が5,275億8000万米ドル※に達すると予測されている。

PeopleXは、HR領域におけるバーチャルヒューマンの活用・普及を推進し、スキルベース組織への移行支援を行うことで、採用CX(候補者体験)をアップデートし、「社員を成功させることで、企業を成長に導く」というミッションの実現を目指す。

※Emergen Research「2030年に5,275億8000万米ドルに達するデジタルヒューマンアバターの市場規模」

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