細貝萌選手、今季限りでの現役引退を発表
ザスパ群馬に所属するMF細貝萌選手が、2024シーズンをもって現役を引退することを発表した。
細貝選手は1986年6月10日生まれの38歳で、群馬県前橋市出身。前橋広瀬FCから前橋南FC、FC前橋ジュニアユースを経て、前橋育英高校時代に浦和レッズの特別指定選手に選ばれた。その後、浦和レッズに加入し、バイエル・レバークーゼン、FCアウクスブルク、ヘルタ・ベルリン、ブルサスポル、VfBシュトゥットガルト、柏レイソル、ブリーラム・ユナイテッドFC、バンコク・ユナイテッドFCなどでプレーした。2021年9月からザスパクサツ群馬(現ザスパ群馬)に所属している。
ザスパ群馬での出場記録は、2021年からの通算で、J2リーグ戦36試合に出場し1得点を記録。天皇杯は2試合に出場し1得点を挙げている。Jリーグ通算では156試合に出場し6得点を記録している。
日本代表としては、各年代別の代表に選出され、2008年の北京オリンピックにも出場。2010年にはキリンチャレンジカップ2010のパラグアイ戦でA代表デビューを果たした。2011年のAFCアジアカップでは優勝に貢献し、2014年のFIFAワールドカップ・アジア最終予選にも出場するなど、国際Aマッチ通算30試合1得点を記録した。
獲得タイトルは、浦和レッズ時代の2005年と2006年の天皇杯全日本サッカー選手権大会、2006年のFUJI XEROX SUPER CUPとJリーグディビジョン1、2007年のAFCチャンピオンズリーグ、日本代表としては2011年のAFCアジアカップがある。
細貝選手は、引退に関する本人のコメントについて、ホーム最終戦でのセレモニーと2024シーズン公式戦終了後に開催予定の記者会見で伝える予定だ。