第48回野間文芸新人賞候補に小説トリッパーから芝夏子と間宮改衣の2作がノミネート
第48回野間文芸新人賞の候補作が発表された。朝日新聞出版が刊行する季刊文芸誌「小説トリッパー」から2作品がノミネートされている。
芝夏子の「離岸流」
芝夏子の「離岸流」は「小説トリッパー」2026年夏季号に掲載された作品で、2026年12月6日に単行本の発売が予定されている。
本作は、去年、妻が死んで背中を掻いてくれる者はいなくなり、痒みを和らげるために海へ向かった男が、いなくなった妻を想いながら海へ浸かるなかで、海辺で遊んでいた男女の子どもらと共に離岸流に巻き込まれるあらすじとなっている。『わたしは社会』でデビューし、「纏足とスニーカー」で三島賞候補となった著者が挑む意欲作としている。
間宮改衣の「まいご犬のワルツ」
間宮改衣の「まいご犬のワルツ」も「小説トリッパー」2026年夏季号に掲載された作品であり、2026年12月6日に単行本が発売される予定となっている。
実家とは断絶状態だった麻衣子のもとに末期癌となった母から電話が入ったことを契機に、これまで見ないようにしていた現実として、中学生の頃から引きこもり続けている妹・美寿恵の存在が麻衣子の人生に迫る物語が描かれる。『ここはすべての夜明けまえ』『弔いのひ』を手掛けた著者による一挙掲載175枚の作品となっている。
掲載誌および関連情報
各作品および掲載誌の詳細は以下の通りである。
- 「小説トリッパー」2026年夏季号:https://publications.asahi.com/product/26038.html
- 芝夏子「離岸流」:https://publications.asahi.com/product/25972.html
- 間宮改衣「まいご犬のワルツ」:https://publications.asahi.com/product/26159.html
本記事は朝日新聞出版の発表をもとに作成。
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