福岡大学病院が外傷蘇生センター設立を発表 10月1日から運用開始へ
福岡大学病院は9月29日(火)、外傷蘇生センターの設立に関する記者発表を行いました。同センターは10月1日(木)から運用を開始し、重症外傷患者に対する高度な救命医療を担います。




外傷蘇生センター設立に関する記者発表を実施
記者発表では、三浦伸一郎病院長があいさつを行った後、仲村佳彦外傷蘇生センター長(医学部救命救急医学教授)がセンター設立の目的や役割について説明しました。続いて、藤田晃浩医師(医学部助教)が実際の蘇生に係る治療戦略について説明を行いました。会場では西日本新聞社やNHK、FBS等の計7社から取材を受けました。
多職種連携とトラウマコールの活用による迅速な治療
同センターでは、外科系診療科を中心とした多職種が連携し、患者の受け入れから蘇生のための手術、集中治療までを一体的に実施します。早期の出血制御や蘇生を行うため、救急搬送の情報をもとに外傷蘇生チームを迅速に招集する「トラウマコール」を活用します。これにより治療開始までの時間短縮を図り、「防ぎ得た外傷死」の低減と救命率向上を目指します。




地域連携の強化と医療人材の育成
同院は今後、消防等の行政や地域医療機関との連携も強化しながら、福岡県の救急医療体制のさらなる充実と次世代を担う医療人材の育成にも貢献していく方針です。仲村センター長は、重症外傷患者を集約して迅速な治療体制を構築し、救命率向上と地域救急医療体制の強化につなげたい考えを示しました。
本記事は福岡大学病院の発表をもとに作成しています。
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