岐阜県中津川市と下呂市は、2024年11月8日から10日までの3日間、JR東京駅構内のグランスタ東京 スクエア ゼロにて観光物産展「第3回 岐阜 下呂・中津川 里山マルシェ」を開催する。この催事は、首都圏での当エリアの認知度向上と魅力発信を目的としており、栗きんとんや鶏ちゃんなど両市の特産品の販売及び観光PRを行う。

下呂市は日本三名泉の下呂温泉を有し、中津川市は江戸時代の面影を今に伝える中山道・馬籠宿を有する。当エリアでは畜産業や農業が盛んで、飛騨牛や米、伝統野菜等が特産となっている。また、中山道の街道文化によって育まれた栗きんとんを中心とした栗菓子は、秋の人気商品だ。

今後開業予定のリニア中央新幹線は、品川～名古屋間を約40分で結び、岐阜県駅は中津川市に設置される。これにより、当地域と首都圏とのアクセスが大幅に向上する見込みだ。

物産展では中津川市から栗きんとんをはじめとした栗菓子48品を用意。栗きんとんは厳選された国産栗と砂糖のみを使用し炊き上げた素朴で上品な逸品で、1個285円（税込）から購入できる。また、栗きんとんを葛で包み込んだ「栗苞（くりづつみ）」も1個302円（税込）で販売する。

下呂市からは、6年連続日本一を獲得した「銀の朏（みかづき）」など13品を用意。鶏肉とキャベツなどの野菜を醤油または味噌ベースの特製ダレで炒めた名物料理「鶏ちゃん」は、味噌・醤油味ともに500円（税込）で提供する。

開催時間は11時から21時まで（最終日は20時まで）。この機会に岐阜県中津川市・下呂市の魅力に触れてみてはいかがだろうか。