ワイエスフードと香春町、グリーンケミーが物資供給や地域活性化の包括協定を締結
九州筑豊ラーメン山小屋を展開するワイエスフード株式会社、福岡県田川郡香春町、防災用品専門メーカーの株式会社グリーンケミーは、災害時における物資供給および地域活性化に関する三者間包括協定を締結しました。本協定に基づき、香春町は町内の主要な避難所を中心に、モデル地区での初期配備として300〜500食の備蓄を開始し、順次町内全域への拡大を目指します。非常食には「九州筑豊ラーメン山小屋」のサイドメニューである焼きめし、角煮、豚ホルモンが加工され、慣れ親しんだ味を長期保存する新たな防災モデルの確立を進めます。
協定締結の背景と目的


近年相次ぐ自然災害への危機感が高まる中、地域住民の命と暮らしを守る取り組みとして今回の包括協定が結ばれました。ワイエスフード株式会社には1995年の阪神・淡路大震災から続く30年以上の被災地炊き出し支援の経験があり、避難生活における日常の味や温かい食事の重要性を認識してきました。
同社と香春町はこれまでもふるさと納税の返礼品や職場体験学習の受け入れなどで協力関係にありました。香春町が防災体制の強化を進める中で、長期保存技術を持つ株式会社グリーンケミーとの協定を進め、地元の味を活かした非常食の展開をワイエスフード株式会社に打診したことが協定締結の契機となりました。


水を必要とせず7年の長期保存が可能なメニュー

今回の取り組みでは、避難所でお湯や大量の水を確保しづらい状況を想定し、スープのない焼きめしや角煮が非常食として選定されました。株式会社グリーンケミーの技術により、一般的な非常食の保存期間(3年〜5年)を上回る7年保存を実現しています。開けてすぐに食べられる利便性を備え、長期備蓄によって自治体の買い替え頻度や管理コストの軽減にもつなげます。

地元の食文化を防災資源へと転換し、自治体、地元企業、専門企業が連携する本協定は、地方都市における地域密着型の防災体制づくりのモデルケースとして位置づけられています。

今後の展望と三者のコメント
今後はモデル導入としての製品供給を進めるとともに、メニューのラインナップ拡充や全国展開も視野に入れて取り組みを進める方針です。

香春町の鶴我 繁和町長は、地元の食が非常食となることで万が一の際にも町民に寄り添う温かな支援が可能になるとし、三者で災害に強い街づくりを進めると述べています。
ワイエスフード株式会社の代表取締役社長である中村 行男氏は、サイドメニューからの備蓄開始に加え、将来的にはラーメンそのものの非常食開発にも挑戦する意向を示しました。
株式会社グリーンケミーの代表取締役である田中 睦美氏は、地域に根ざした味を自社の保存技術で守り、新たな麺類開発も含めて災害に強い社会づくりをサポートしていく考えを示しています。
概要情報
- 福岡県田川郡香春町
町長:鶴我 繁和 所在地:福岡県田川郡香春町大字高野994 公式サイト:https://www.town.kawara.fukuoka.jp/
- ワイエスフード株式会社(Trailhead Global Holdings株式会社 傘下)
代表取締役社長:中村 行男 本社所在地:福岡県田川郡香春町鏡山567番 事業内容:「九州筑豊ラーメン山小屋」等のフードサービス事業、およびフランチャイズ展開、食材・麺類、ソースの製造及び販売など コーポレートサイト:https://ys-food.jp/
- 株式会社グリーンケミー
代表取締役:田中 睦美 本社所在地:東京都八王子市暁町1丁目40番1号 事業内容:防災用品専門メーカー、長期保存食品の開発・製造・販売 公式サイト:https://greenchemy.jp/
本記事はワイエスフード株式会社の発表をもとに作成しました。
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