鴻池運輸が新配車管理システムKONNECTの本格運用を2拠点で開始
鴻池運輸株式会社は、新たな配車管理システム「KONNECT」を同社の国立流通センター営業所と北関東流通センター営業所に導入し、2026年10月1日(木)より本格運用を開始した。
同システムは、株式会社Hacobuが鴻池運輸の物流運用に合わせて開発・納品したもので、配車業務から運賃支払いまでの一元管理を実現する。
開発と導入の背景
物流現場では労働集約型の業務運営や紙帳票、FAXなどを活用するアナログな職場環境が多く、デジタル化の遅れや労働力不足が課題となっている。配車業務においても、紙帳票による運用や担当者の経験・人脈に依存する属人化の解消が急務となっていた。
KONOIKEグループは、2030 年ビジョンで「技術で、人が、高みを目指す」を掲げ、物流現場のDXを推進している。鴻池運輸は2025年5月よりHacobuに出資してDX-ICT基盤の強化を進めており、飲料製品や包装資材を主に扱う2営業所をモデル拠点として2025年11月に開発プロジェクトを開始した。2026年9月1日からのテスト導入を経て、2026年10月1日に本格運用を開始した。
配車管理システム「KONNECT」の概要と機能
「KONNECT」(鴻池運輸が商標登録出願中)は、従来は別々のシステムやExcel、紙帳票に点在していた車両情報や運賃などの情報を集約し、配車から支払いまでを一元管理するシステムである。転記作業や複数システム間の確認作業を省略することで、月当たり1.5人分相当の配車業務の工数削減を見込んでいる。
主な機能は以下の通りである。
- 案件管理機能:配送案件をCSVで一括登録・更新
- 配車計画機能:乗務員・車両・協力会社を管理し、案件の割り当てや過積載チェック等を支援
- 実績・請求支払管理機能:請求・支払額を自動計算し、収支確認や運行実績管理、請求・支払明細の編集に対応
- その他機能:点呼簿を自動作成するとともに、拠点・車両・乗務員などのマスタを管理
今後の展開
鴻池運輸は、国立流通センター営業所と北関東流通センター営業所を起点に、同じ飲料製品を扱う国内の他拠点へ段階的な導入を進める。さらに将来的には、その他の荷主の商品を扱う物流拠点への展開も検討するとしている。
関連企業概要
- 鴻池運輸株式会社:本社は大阪市中央区、代表取締役会長兼社長執行役員は鴻池 忠彦。
- 株式会社Hacobu:本社は東京都港区、代表取締役社長CEOは佐々木 太郎。クラウド物流管理ソリューション「MOVO(ムーボ)」シリーズ、物流DXコンサルティング「Hacobu Strategy(ハコブ・ストラテジー)」、システムインテグレーション・AI導入支援「Hacobu Solution Studio(ハコブ・ソリューションスタジオ)」(https://hacobu.jp/solution-studio/)を展開する。
本記事は鴻池運輸株式会社の発表をもとに作成。
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