楽天モバイルは、契約数が2024年10月18日を以って800万回線を突破したことを発表した。サービス本格提供開始から約4年半での達成となる。また、第三者機関が実行した最新調査では、楽天モバイルのMNOメイン回線利用が他キャリアと比較して最も増加していることが明らかになった。

同社は2020年4月よりサービスの本格提供を開始し、低廉でシンプルな料金プラン「Rakuten最強プラン」の提供や、2024年6月からの「Rakutenプラチナバンド」の提供開始など、通信品質の向上に努めてきた。さらに2024年9月からは、65歳以上の「Rakuten最強プラン」利用者を対象に、実質月額780円（税込858円）でサービスを利用できる「最強シニアプログラム」の提供を開始。春から提供している各種プログラムと併せ、幅広い年齢層の顧客により魅力的なサービスを提供できるようになった。

MMD研究所が実施した「2024年9月MNOのシェア・満足度調査」では、メイン利用しているスマートフォンでMNOを利用している33,106人を母数とし、2024年2月と比較した結果、最も割合が増加したのは楽天モバイル（MNO）で1.6ポイントだったとのこと。また、同社独自の調査でも、他キャリアと比較した興味関心スコアが4ヶ月連続1位、料金プラン「Rakuten最強プラン」の魅力度が約1年半で約20%向上するなど、前向きな結果が得られているという。

法人事業では、楽天グループのシナジーを生かし、「Rakuten最強プラン ビジネス」をはじめとした法人向けサービスが好評だという。代表取締役会長の三木谷浩史氏は、「今後も通信品質の向上に加え、楽天グループのエコシステムとの連携強化を図るなど、より顧客満足度の高いサービスを届けてまいります」とコメントしている。