羽田産直館で熊野エリア観光物産展開催へ 大臣賞受賞のじゃばらいず北山商品も販売
羽田空港 第1ターミナル2F マーケットプレイス 羽田産直館において、2026年10月3日(土)~4日(日)に「和歌山県熊野エリア観光物産展in羽田産直館」が開催されます。会場では、第14回「食品産業もったいない大賞」農林水産大臣賞を受賞した株式会社じゃばらいず北山のじゃばら商品が販売されます。今回の受賞は、北山村特産の柑橘「じゃばら」の搾汁後に残る果皮・残渣を自社商品や食品原料、飼料などに活用する取り組みが評価されたもので、和歌山県内の事業者として初となります。
和歌山県熊野エリア観光物産展の開催概要
今回の物産展は、熊野エリア観光推進実行委員会が主催し、熊野灘捕鯨文化継承協議会および日本空港ビルデング株式会社が共催して実施されます。来場予約は不要で、入場料は無料です。
- イベント名:和歌山県熊野エリア観光物産展in羽田産直館
- 開催日:2026年10月3日(土)~4日(日)
- 開催時間:10:00~18:00(羽田産直館営業時間は9:00~20:00)
- 会場:羽田空港 第1ターミナル2F マーケットプレイス 羽田産直館(東京都大田区羽田空港3-3-2)
- イベント概要サイト:https://haneda-sanchokukan.jp/eventspace/1416/
搾汁後残渣を多用途に活用する取り組み
北山村の特産品である「じゃばら」は、ユズやダイダイ、カボスの仲間に当たる柑橘系果実で、日本では北山村にだけ自生していた果実です。主に果汁が商品などに利用されてきましたが、株式会社じゃばらいず北山では搾汁後に残る果皮・残渣の特性を生かし、自社商品や食品原料、養殖マグロや牛の飼料など複数の用途へ活用してきました。2025年には年間約60トン発生した搾汁後残渣が、用途や状態に応じて活用されています。
商品化の事例として、製造工程で使い切れず廃棄していたじゃばら果皮ペーストの風味と具材感に着目した、食材に「のせて食べる」ぽん酢「噂のどろぽん」があります。同商品は2024年10月の発売から1年間で約24,000個を販売しており、今回のイベントでも数量限定で販売される予定です。
また、果皮を乾燥させた「じゃばら乾燥果皮」は水産会社との連携により養殖マグロの飼料として活用されているほか、微粉末化した「じゃばらパウダー」は自社のサプリメントや顆粒商品の原材料、製薬会社や菓子メーカーへの食品原料として供給されています。
農家と地域、次世代への還元
取り組みから生まれた価値は、地域へも還元されています。村内農家が育てたじゃばら果実を全量買い取ることで農家へ還元しているほか、2026年には北山村役場や学校への寄付も実施しました。
観光や雇用の面では、2025年に「じゃばらいずキッチン」を開設し、じゃばら果皮を活用した「噂のどろぽん」を使った料理などを提供することで村内の厨房設備の活用や村民の雇用につなげています。さらに、北山村内外の小学生を対象とした工場見学を受け入れ、果皮が商品や原料、飼料へ活用される過程を紹介しています。
第14回「食品産業もったいない大賞」農林水産大臣賞の概要
- 受賞名:第14回「食品産業もったいない大賞」農林水産大臣賞
- 授与機関:農林水産省
- 受賞者:株式会社じゃばらいず北山
- 発表日:令和8年9月29日(火)
- 表彰式・事例発表会:令和8年10月29日(木)
- 評価対象:じゃばらの搾汁後に残る果皮・残渣を、商品、食品原料、飼料などへ活用し、農家や地域への還元につなげる取り組み
株式会社じゃばらいず北山の商品は、北山村内や周辺市町村のほか、東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館地下1階にある「わかやま紀州館」でも販売されています。
本記事は熊野エリア観光推進実行委員会および株式会社じゃばらいず北山の発表をもとに作成しました。
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