旭東みらいテクノロジー、180°パノラマカメラを2026年10月に発売へ
株式会社旭東みらいテクノロジーは、180°パノラマ固定焦点ネットワークカメラ「TSD-4FM3-D2-IPC」を2026年10月に発売する。同製品は、水平画角180°による広域監視と、音声やライトによるアクティブ威嚇に対応している。人物や車両が仮想線を越える動きを捉えるラインクロス検知と組み合わせることで、出入口や工場・物流倉庫などにおける周辺状況の確認から境界通過の検知、現場への注意喚起までを支援する。

400万画素映像を合成する広域監視と基本仕様
TSD-4FM3-D2-IPCは、400万画素×2の映像を合成する固定焦点ネットワークカメラである。水平画角180°のパノラマ映像により、出入口や通路とその周辺を横方向に広く確認できる。映像内に設定した通行境界の仮想線によって、周辺状況を把握しながら境界を越える動きに着目した監視が可能となっている。
製品の主な仕様は以下の通りである。
- 最大解像度:4320 (H) × 1944 (V)
- 照射距離:最大30m(赤外線)、最大30m(暖色光)※インテリジェント機能の検知距離ではない
- DORI 距離:検知(Detect):50.6m、観察(Observe):20.2m、認識(Recognize):10.1m、識別(Identify):5.1m
- 音声機能:デュアルマイクおよびスピーカー内蔵、双方向通話対応
- ストレージ:microSDカード対応(最大512GB)
- 電源:DC12V(±30%)、PoE+ (802.3at)
- 防塵・防水性能:IP67
なお、赤外線および暖色光の照射距離(最大30m)やDORI距離は照明や見分けの目安を示すものであり、ラインクロス検知の検知距離とは異なる。夜間監視では、通常時は赤外線照明を使用し、対象が現れると暖色光を点灯してカラー映像を記録するスマートデュアルライトにも対応する。
人物・車両の分類検知と連動したアクティブ威嚇

ラインクロス検知機能は、設定した仮想線を検知条件に該当する対象が越える動きを捉えるもので、人物・車両の分類と検知に対応している。線の近くでの動きや線に沿った移動のみでは検知されない仕組みとなっている。ただし、対象の種類を区別するものであり、特定の個人の識別やナンバープレートの読み取りを意味するものではない。

また、ラインクロス検知のイベントに連動し、音声と赤色・青色の警告用ライトで現場に注意を促すアクティブ威嚇機能を備える。カスタム音声ファイルのインポートに対応するほか、内蔵マイクとスピーカーを用いた双方向通話により、管理者が離れた場所から現場へ呼びかけることもできる。
多様な施設における境界監視の活用シーン
本製品は、通行動線が明確な場所での境界監視に適している。想定される主な活用シーンと設定例は以下の通りである。
- 工場・物流倉庫:搬出入口や倉庫通路の管理境界で、通行経路を横切るように仮想線を設定
- 店舗・オフィス:店舗のバックヤード入口や従業員用通路の入口を横切るように仮想線を設定
- 駐車場・車両出入口:車両出入口の車路を横切るように仮想線を設定
- 施設外周・通用口の通路:外周通路や通用口の通行経路を横切るように仮想線を設定
パノラマ映像での状況確認と仮想線による検知を組み合わせ、現場の管理ルールに応じた音声・ライトアラームを連動させる運用が可能となる。
株式会社旭東みらいテクノロジーの概要
株式会社旭東みらいテクノロジーは、防犯・監視カメラやネットワークカメラ、レコーダーなどの映像セキュリティ機器を取り扱う企業である。年間7万点を超える販売実績と約7万点の在庫基盤を持ち、全国各地の約580社と取引を行っている。
- 設立:2020年8月
- 本社所在地:東京都港区芝浦4-13-23MS芝浦ビル5F-A
- 事業内容:防犯カメラ、録画機器および関連アクセサリーの販売
- 公式サイト:https://miraitech.co.jp/
本記事は株式会社旭東みらいテクノロジーの発表をもとに作成。
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