メトロームジャパン、IONIC タイトレーターを2026年10月1日発売へ
メトロームジャパン株式会社は2026年10月1日、オールインワン自動滴定システム「IONIC タイトレーター」の発売を開始する。電位差滴定とカールフィッシャー水分測定(容量法)を1台に統合した同社初のオールインワン滴定装置で、モバイル通信モジュールを内蔵している。測定データや分析メソッドをPCを経由せずクラウドへ直接送信できる機能を備え、ラボでの省スペース運用や作業効率化に対応する。
2種類の滴定方式を1台に統合し制御用PCを不要に


IONIC タイトレーターは、電位差滴定とカールフィッシャー水分測定(容量法)の両方に1台で対応する自動滴定装置である。従来、2つの測定方式を併用するラボでは2台の装置に加え、制御用PCとソフトウェアの導入が必要とされていた。
本製品は装置本体が制御・操作・データ保存の機能を内包しているため、専用の制御用PCを必要としない。操作は10インチタッチディスプレイで行い、内蔵データベースに数千件の測定結果を保存できるほか、250,000パルスの高分解能を備えている。
測定データや分析メソッドは、内蔵されたモバイル通信モジュールを通じてクラウド上の「Metrohm Data Service」へ直接送信される。これにより、装置とPCの間でのデータ受け渡し作業が不要となり、ウェブブラウザから場所を問わず測定データを参照できる。
また、オールインワン設計によって設置スペースや導入時の検討負荷を抑えつつ、限られたラボスペースでの運用を可能にしている。
用途に応じた5つのパッケージと拡張性
導入後すぐに測定を開始できるよう、電極・試薬・アクセサリを同梱した用途別のオールインクルーシブパッケージが用意されている。構成は以下の5種類となる。
- 銀滴定
- 非水系酸塩基滴定
- 水系酸塩基滴定
- 酸化還元滴定
- カールフィッシャー水分測定(容量法)
さらに、ビュレットや測定インターフェースの追加による構成変更にも対応する。主な対象アプリケーションは研究開発、品質管理、検査・分析ラボとなっている。同社は本製品の提供を通じて、滴定分析における装置構成の簡素化とデータ管理の高度化を支援していくとしている。
- 会社名:メトロームジャパン株式会社
- 本社所在地:〒143-0006 東京都大田区平和島6-1-1 東京流通センター アネックス9F
- 代表取締役社長:市場 計輔
- 設立:2009年1月5日
- 公式サイト:https://www.metrohm.com
- 製品ページ:metrohm.com/ionic-titrator.html
- メールアドレス:metrohm.jp@metrohm.jp

本記事はメトロームジャパン株式会社の発表をもとに作成されています。
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