クロスフォリオ出版、東方Project二次創作同人誌の商業配信を決定
株式会社BookLive(東京都港区、代表取締役社長:淡野 正)が運営する個人作家のための電子書籍配信サービス「クロスフォリオ出版」は、「東方Project」の二次創作同人誌を商業電子書籍として配信することを決定した。原作者である上海アリス幻樂団の許諾のもとで流通・販売を行う取り組みで、発表と同時に配信作品の募集を開始した。
原作者許諾による電子流通とクリエイター支援
今回の取り組みは、「東方Project」の二次創作文化と電子出版をつなぐ試みとして実施される。クロスフォリオ出版が原作者への許諾料支払いを含む権利処理を一括して担い、原作者への適正な価値還元を行うとともに、クリエイターに対して業界最高水準となる印税率最大75%を提供する。
ZUN氏が主宰する上海アリス幻樂団の「東方Project」は、弾幕シューティングゲームを中心に展開し、国内外で支持されている。二次創作活動も盛んで、代表的な同人イベント「博麗神社例大祭」は2012年以降、毎年5万人を超える来場者を集めている。同人ゲームや同人音楽はコミックマーケットなどのイベントや委託ショップ、各種プラットフォームへ展開されてきたが、同人誌については主に紙媒体やイベント頒布が中心となっていたため、電子書籍化によって全国や海外を含む読者との新たな接点創出を目指すとしている。
幅広い書籍媒体を募集、記念キャンペーンも実施
募集対象となるのは、コミック、イラスト集、小説、絵本、写真集など全ての書籍媒体作品で、デジタル原稿が無い作品の配信受付にも対応する。追加作業の発生に伴う費用や印税率の減額はないとしている。
あわせて、募集開始を記念した印税率アップキャンペーンが実施される。概要は以下の通り。
- キャンペーン期間:2026年10月1日(木)~11月3日(火・祝)
- 対象:期間中に登録した「東方Project」作品
- 特典:初年度限定で印税率最大80%(通常印税率最大75%)

期間中に登録された作品は、株式会社BookLiveが原作使用許諾料を負担することにより、初年度限定で印税率が最大80%となる。

「クロスフォリオ出版」はオールジャンルの個人誌を取り扱う個人作家向けの電子書籍配信サービスで、各書店への登録作業や配信管理、総合電子書籍ストア「ブックライブ」でのプロモーション展開などを提供している。これまで9,000作品以上、累計25億円以上を個人作家に還元してきた実績を持つ。
今後は上海アリス幻樂団の許諾のもと、配信対象作品や参加サークルの拡充を進める方針で、配信開始時期やラインアップなどの詳細については決定次第発表される予定となっている。

本記事は株式会社BookLiveの発表をもとに作成。
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