InfinityCrest、XAG製農業用無人車R100とR200を11月1日に発売へ
兵庫県小野市に本社を置くInfinityCrest株式会社(代表取締役:住田靖浩)は、XAG Co., Ltd.が開発・製造する農業用無人車「R100」および「R200」の日本市場における展開を開始する。2026年10月1日より先行予約の受付を開始し、11月1日より全国で販売を開始する予定だ。果樹園や温室などの農業現場を対象に、防除作業の省力化と効率化を目指す。

遠隔操作と自律走行による作業負担の軽減

農業用無人車 R100/R200は、作業者が車両に乗り込まずに作業を行えるよう設計されている。専用リモートコントローラー「XAG SRC5」による遠隔操作に対応し、離れた場所から操作できるため、作業者が薬剤に接する機会を減らすことにつながる。送信機には、直射日光下でも視認性を確保できる1200Nitの7インチディスプレイが採用されている。


また、手動操作で走行したルートを記録して自律走行を行う「リピートルート」機能を備える。HD画像を利用したマッピングやRTKによる高精度測位、車体の姿勢を監視するIMUセンサーのほか、AIで前方の歩行者を検知して自動停止する「AI Safety」機能も搭載している。
作業規模に応じて選べる2つのモデル

本製品は、作業規模や環境に合わせて選択できる2つのモデルが用意されている。
- R100:120Lのタンクを搭載し、最大8L/minの散布流量に対応する。4輪独立駆動のコンパクトな車体で、温室や比較的狭い果樹園などでの作業を想定している。
- R200:240Lのタンクと最大16L/minの散布流量を備える。6輪独立駆動を採用し、果樹園などのより広い作業環境での使用を想定している。
散布部にはXAG独自のシステム「RevoSpray」を採用し、高速遠心ノズルによって60〜200μmの液滴を生成する。高性能JetSprayerの気流と組み合わせることで作物の内部まで薬剤を届けることを支援するほか、散布角度の調整や片側散布にも対応している。
製品仕様と販売価格
製品の主な共通仕様として、水平散布幅は最大14m(片側最大7m)、最大走行速度は1.5m/s、最大登坂能力は20% (11.3°)となっている。作業時間はR100が最大30分(デュアルバッテリー使用時最大1時間)、R200が最大15分(デュアルバッテリー使用時最大30分)である。なお、製品の性能や仕様は使用環境や設定などによって異なる場合があり、デュアルバッテリーでの使用にはオプションのキットが必要となる。
導入セットの希望小売価格およびセット内容は以下の通り。車体単体での販売価格は公表されていない。
- R100 導入セット希望小売価格:176万円 (税込)
- R200 導入セット希望小売価格:220万円 (税込)
セット内容(共通):
- 車体(R100 または R200)
- 送信機 (SRC5)
- バッテリー (B141050) 1本
- 充電器 (CM13600S) 1個
本記事はInfinityCrest株式会社の発表をもとに作成。
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