サイカルトラスト、日本初のオンチェーン金融マーケットプレイスを開始
サイカルトラスト株式会社は、ステーブルコイン、トークン化預金、および39種類の暗号資産による決済に対応した「オンチェーン金融マーケットプレイス」をサービスローンチした。同サービスは、全出品物の事前の実物真贋鑑定と100%返金保証を備えた実物資産のマーケットプレイスとして日本初(※1)となる。まずは真贋鑑定のニーズが高い高級ブランド品を中心に展開し、順次商品数を拡充する予定としている。

法令に準拠した決済環境とエスクローモデル

同マーケットプレイスでは、資金決済法および金融商品取引法等の関連法令に準拠した取引環境が整備されている。サイカルトラスト自身が顧客の暗号資産を直接管理(カストディ業務)するのではなく、金融庁登録済みのライセンス保有事業者等のシステムと連携する設計を採用した。
暗号資産決済においてはビットトレード株式会社などの暗号資産交換業者の決済システムを活用し、ステーブルコイン(JPYC等)やトークン化預金についても関連法令に準拠した決済ゲートウェイまたは自己管理ウォレット間の直接決済を利用している。また、取引における決済不履行(カウンターパーティリスク)を排除するため、商品の真贋判定が完了するまで同社が仲介を行うエスクロー(預かり)決済が導入されている。

特許技術を活用した真贋鑑定と100%返金保証
出品された商品は購入者へ直送されず、サイカルトラストの鑑定拠点を経由する仕組みとなっている。拠点では、複数特許取得済みの「鑑定証明システム(R)」(特許第6894033号等)を活用した厳密な真贋鑑定が実施される。
鑑定を通過した実物資産のみがエンドユーザーへ届けられ、万が一偽物と判定された場合や商品に不備があった場合には、決済されたトークンを購入者へ100%返金する保証制度が設けられている。
実物資産の流動化を見据えた今後の展望

サイカルトラスト代表取締役の須江 剛は、今回のサービスローンチを通じて、誰もが普段のインターネットショッピングと同様に安心安全に次世代の金融インフラを利用できる環境を目指すとしている。

今後は高級ブランド品に限らず、アート、ヴィンテージカー、不動産、地域社会の資源といったあらゆる実物資産のトークン化および流動化を視野に入れ、グローバルな展開を進める方針を示している。
サイカルトラストは、「AIオーケストレーション」とブロックチェーンを用いて資産の真正性や各種証明を担保する「鑑定証明システム(R)」の開発・運営を行っている。
- 会社名:サイカルトラスト株式会社
- 代表者:代表取締役 須江 剛
- 所在地:東京都渋谷区
- 公式Webサイト:https://cycaltrust.co.jp/
- 公式X:https://x.com/cycaltrust
- 公式YouTube:https://www.youtube.com/@cycaltrust_official
同社の中核となる特許群は2025年に「発明大賞(発明功労賞)」を受賞しているほか、国際標準化機構(ISO/TC 307)にて策定中の国際標準規格「ISO 26345」において提案・原案作成を主導している。
※1 「日本初」の記載に関する補足:日本国内における「ステーブルコイン・トークン化預金・暗号資産など各決済に対応し、全出品物の事前の実物真贋鑑定と100%返金保証を備えた実物資産のマーケットプレイス」を対象とし、2026年9月時点の自社Web調べ(国内の主要マーケットプレイス、EC事業者および暗号資産・ステーブルコイン関連事業者の公開情報に基づく客観的調査、その他システムおよび特許技術の権利化として初)。
本記事はサイカルトラスト株式会社の発表をもとに作成。BCGおよびADDXの共同報告(2022年9月12日公表)、電子情報通信学会の技術研究報告(2021年3月)、auカブコム証券の金融/証券用語集、日本暗号資産ビジネス協会の補足説明資料(2024年12月12日)の公表情報も参照。
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