製薬企業のデジタル活用順調は56% 3年連続で横ばい Medinew調査
株式会社医薬情報ネットが運営するMedinewは、製薬企業に勤務する読者を対象に実施した「製薬企業デジタル&データ活用実態調査」の結果を発表しました。デジタルの利活用について順調と回答した割合は56%となり、2024年以降3年連続で50%台にとどまっています。調査では、デジタル化を推進する要因や阻む課題、オフラインと組み合わせる施策の重視度などが明らかになりました。
デジタルの利活用状況について「順調」「やや順調」と答えた「順調群」の割合は56%でした。2021年以降に進んできたデジタル利活用の広がりは、2024年に過半数へ達して以降は伸びが止まり、3年連続で50%台で推移しています。
推進要因は「戦略」、阻害要因は「人材不足」が最多
デジタル活用が順調と回答した主な理由としては、「自社の戦略による推進」が64%で最多となりました。次いで「定期的な社内研修」「経営層のコミットメント」が続いており、全社的な取り組みが現場の実感につながっていると考えられます。

一方で「非順調群」においては「人材不足」が64%で最も多く、次いで「予算不足」「プロセス連携の難しさ」「効果の問題」などが挙げられました。取り組みを進めていることで、実行段階における具体的な課題が認識されている状況がうかがえます。

デジタルチャネルと、MR活動やリアル講演会などのオフラインチャネルを組み合わせる「ハイブリッド施策」については、全体の74%が重視していると回答しました。

特に外資系企業や大規模企業において重視度が高く、「重視していない」という回答は0%でした。企業の資本系統や規模によって、ハイブリッド施策に対する姿勢に傾向の差がみられます。
調査概要
- 調査名:製薬企業デジタル&データ活用実態調査
- 実施期間:2026年7月9日~17日
- 実施方法:Webアンケート
- 対象者:Medinew読者(製薬企業のデジタルマーケティング部門、営業企画部門、プロダクト部門、メディカル部門など)
- 回答数:87名(途中離脱者を含む)
本調査ではこのほか、チャネル施策全体の設計や調整を担う司令塔部門の有無、生成AIやAIエージェントの活用状況、データ活用の課題なども調査されています。
株式会社医薬情報ネット 会社概要
- 社名:株式会社医薬情報ネット
- 所在地:〒105-0012 東京都港区芝大門1丁目3-11 YSKビル8F
- 代表者:代表取締役 笹木 雄剛
- 設立:1995年8月1日
- 資本金:1,000万円
- 事業内容:医療用医薬品のマーケティングサポート事業、コンベンションサポート事業、学会・論文情報などのデータベースサービス事業、メディア事業
- URL:https://www.pin-japan.com/
本記事は株式会社医薬情報ネットの発表をもとに作成されています。
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