福岡、熊本に28点差勝利 スミスが活躍
2024年10月13日(日)、ライジングゼファーフクオカは熊本ヴォルターズとのホーム開幕戦で88-60と28点差で勝利した。
序盤、福岡はインサイドを中心にオフェンスを展開。#8ジョシュア・スミスがゴール下の豪快なダンクシュートで得点を決め会場を湧かせた。福岡はマンツーマンとゾーンディフェンスを使い分け、熊本のミスを誘発。熊本のチームファウルが5つを超えた一方で、福岡はフリースローとインサイドの得点でリードを広げた。しかし、熊本の連続3Pシュートで反撃され、一進一退の攻防が繰り広げられた。
第2クォーター6分6秒に福岡は前半1回目のタイムアウトを請求。戦術の修正を図ると、#7西川の得点や、#0會田のハッスルディフェンスから#34アギラールの連続得点で10点の差を広げ、前半を折り返した。
後半に入っても福岡の勢いは止まらず、スミスのインサイドプレーが効果的に機能。西川はリバウンドからチーム初となる3Pシュートを成功させ、福岡は51-34とさらに点差をつけた。#12寒竹も3Pシュートやオフェンスリバウンドからの得点でチームに貢献し、キャプテンの頼もしい後押しが続いた。試合を通してリバウンドでも圧倒した福岡(福岡51本・熊本24本)が、28点差をつけて勝利を収め、九州ダービーで2連勝を飾り、次節のA千葉戦に向けて大きな弾みをつけた。
浜口炎HCは、インサイドによくアタックしていて、前半に熊本のマクリーン選手が3つ目のファウルトラブルに追い込めたことを評価。前半10点差でもう少し点差を離したかったことはあるが、我慢しながらインサイドを徹底的にアタックできたことを良しとした。
ジョシュア・スミス選手は、ホーム開幕戦でたくさんのファンの前で2連勝を届けられたことを嬉しく思うと述べた。今節はジャスティン・バーレル選手が復帰して、頼もしい存在となってくれたことにも触れ、来週も勢いを失わずに戦っていく意気込みを語った。