アニメ制作大手が提携 旭プロとぴえろが協業

アニメーション制作会社の株式会社旭プロダクションと株式会社ぴえろは2024年10月11日、高品質なアニメーション作品を安定的に制作するための業務提携契約を締結した。

近年、年間300本程度のテレビアニメが制作される中、視聴者からはより高度な技術を用いた高品質な作品が求められている。そこで、撮影やCGのノウハウと技術力を持つ旭プロダクションと、長期クールのアニメ作品の元請制作の実績があるぴえろが提携することで、両社の強みを活かした高品質な作品の安定的な制作体制を整えることを目的としている。

今後、両社は共同プロジェクトの推進や人材を含むリソースの共有を通じて、さらなる成長を目指し、取引先や視聴者の期待に応えられる作品作りに取り組んでいく。

旭プロダクションは1973年6月に設立され、アニメーションの撮影技術の提供から始まり、現在では作画、CG、編集などの全工程を担当する総合力を有する企業である。一方、ぴえろは1979年5月に設立され、長期クールのテレビアニメを中心に、OVAや劇場版の作品も数多く制作し、日本国内外に向けて映像を展開している。また、その映像をコンテンツとして幅広い分野での商品化・事業化も進めている。

この提携により、両社の強みを活かした高品質なアニメーション作品の制作が期待される。

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