生成AIでの外壁塗装検討で物足りない情報は金額が最多ヌリカエ総研調査
株式会社Re:Factが運営する外壁塗装の会社探しサイト「ヌリカエ」の調査研究チーム「ヌリカエ総研」は、外壁・屋根塗装の検討時に生成AI(ChatGPT・Geminiなど)を利用した全国の住宅オーナー108名を対象に実態調査を実施しました。AIからの回答として最も得られた情報は具体的な金額だった一方で、物足りないと感じた項目でも金額関連が最多となる結果が明らかになりました。
9割前後がAIから回答を獲得も保証内容などで未回答の傾向

調査対象となった12項目において、AIに質問した人のうち「AIの回答になかった」と答えた割合は8.2〜15.2%にとどまり、すべての項目で約9割が何らかの回答を得ていたことが分かりました。

各項目についてAIに聞いた人を分母とした場合、「AIの回答になかった」と答えた割合が最も高かったのは「保証内容とアフターフォロー」で15.2%(分母92名)でした。次いで「その会社が自宅エリアに対応しているか」「資格・許認可・保険加入の有無」がともに13.0%(同92名)、「提示された会社の工事品質・評判の裏づけ」が12.9%(同93名)と続いています。最も低かったのは「自分の家の広さ・状態に合った具体的な金額」の8.2%(同98名)でした。
最も得られた情報と物足りない項目の双方が金額関連に集中
AIから情報を得ることができた割合が最も高かったのは「自分の家の広さ・状態に合った具体的な金額」で91.8%(98名中90名)でした。次いで「見積もりの内訳が妥当かどうかの判断材料」が90.6%、「助成金・補助金が使えるか」が90.0%となりました。また、そもそも「AIでは調べていない」と答えた人が最も少なかったのも金額の項目(108名中10名)でした。
一方で、12項目のうちAIの回答で物足りなかったものを1つ選ぶ設問では、「自分の家の広さ・状態に合った具体的な金額」が24.1%(26名)で最多となりました。次いで「見積もりの内訳が妥当かどうかの判断材料」が19.4%(21名)となり、金額に関わる2項目で43.5%を占めました。「特に物足りなかったものはない」は13.0%(14名)でした。金額を選んだ26名のうち23名は、前の設問で同じ項目について「AIの回答にあり、役に立った」と回答しています。
一般的な目安にとどまり自宅に当てはまる詳細情報を求める声
最も物足りなかった項目についての自由記述では、金額を選んだ回答者から「家の広さが把握出来ていない」「どれだけの費用になるか」「具体的に何にどれだけ料金がかかるかの説明」「価格に関する具体性」「情報量」「具体的に詳細な情報が足りないと感じた」といった意見が寄せられました。求めていた情報としては「具体的な金額」「自分の家にあった情報」「金額の内訳」「できるだけ詳細な金額」「個別具体的な情報」「一般的な情報ではなく詳細な情報が欲しかった」などの声が挙がっています。
ヌリカエ総研は、AIは金額について答えていたものの、返ってきた情報が一般的な目安にとどまり、自宅の大きさや外壁の劣化状態などを実際に確認しなければ算出できない具体的な金額には至らなかったことが物足りなさにつながったと分析しています。
調査概要と会社概要
調査の概要および発表元の情報は以下の通りです。
- 調査名:外壁・屋根塗装の検討における生成AI利用実態調査
- 調査主体:ヌリカエ総研(株式会社Re:Fact)
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査時期:2026年7月・9月(2回に分けて実施)
- 調査対象:外壁・屋根塗装の検討時に生成AI(ChatGPT・Geminiなど)を利用した全国の住宅オーナー 108名
- 有効回答数:108名(両方に回答した108名を集計対象)
株式会社Re:Fact概要
- 社名:株式会社Re:Fact(株式会社SpeeeとSOMPOホールディングス株式会社の合弁会社)
- 事業概要:リフォーム・リペア領域のデジタルトランスフォーメーション支援事業
- 設立:2026年8月
- 所在地:東京都港区六本木三丁目2番1号
- 代表者:代表取締役 田口政実
- 資本金:1,006百万円
本記事は株式会社Re:Fact(ヌリカエ総研)の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。

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