REVISIO株式会社が2024年7月クールの夏ドラマを対象に最終回の注目度ランキングを発表した。1位に輝いたのはフジテレビ『海のはじまり』で、個人全体注目度は66.9%を記録。特に女性視聴者からの支持が高く、71.8%の注目度を集めた。

『海のはじまり』は目黒蓮の月9初主演作。親子愛をテーマにした感動的なストーリー展開で幅広い年齢層の心を掴んだ。TVer再生数でも第1話が462万回を突破し、歴代最高記録を更新する人気ぶりを見せた。

2位は二宮和也主演のTBS『ブラックペアンシーズン2』。初回から最終回にかけて注目度が上昇し、世帯視聴率でも1位を獲得。男性視聴者からの支持が高いのが特徴だ。

3位は韓国の大ヒットドラマを原作とした日韓共同プロジェクト『スカイキャッスル』。松下奈緒、木村文乃らが共演し、女性視聴者の注目度は70.7%に達した。セレブ妻たちの壮絶なバトルと家族の葛藤が視聴者を惹きつけた。

全体的に夏ドラマの注目度は低調だったが、オリンピック中継の影響が一因とみられる。視聴習慣が途切れたことでドラマから離れた視聴者も多かったようだ。それでも『海のはじまり』のようなヒット作も生まれ、秋ドラマへの期待が高まる。