初音ミクMV、ドローン7998機で再現 ギネス記録更新
中国で、バーチャルシンガー『初音ミク』のミュージックビデオ(MV)を使用したドローンショーが実施され、7,998機ものドローンを駆使して描かれた巨大なディスプレイがギネス世界記録を更新した。
このドローンショーは、日本のドローンショー市場シェアNo.1の株式会社レッドクリフと中国のドローンメーカー・高巨創新が共同で実施。初音ミクが登場するMV『Intergalactic Bound』の映像を、幅約155m×高さ約85mという圧巻のスケールで夜空に浮かび上がらせた。
『Intergalactic Bound』は、初音ミクの世界ツアーシリーズ「HATSUNE MIKU EXPO」(通称「MIKU EXPO」)の10周年を記念して制作された楽曲。北米出身の音楽クリエイター・CircusPと日本人クリエイター・雄之助によるコラボレーションで誕生し、MVには上海を含む世界各地の都市が登場する。
今回のドローンショーでは、アニメーター・たなかまさあきが制作した同曲のMVを夜空に再現。7,998機のドローンが作り出した巨大なディスプレイは、2022年にHIGH GREATが5,184機で達成したギネス世界記録を大きく更新する結果となった。
『Intergalactic Bound』をテーマソングとして展開中の「MIKU EXPO」10周年記念プロジェクトでは、10月下旬~11月上旬にかけてシリーズ3度目となる欧州ツアーを、11月中旬~下旬にかけてシリーズ初となるニュージーランド&豪州ツアーを開催予定だ。