ヒルトンが「シタディーン京都烏丸五条」買収、日本で3ヶ所目の施設取得へ

ヒルトングランドバケーションズは、京都にある「シタディーン京都烏丸五条」を購入したと発表した。同社にとって京都では初めて、日本で3ヶ所目の施設となる。

京都府は世界中から旅行者が訪れる国際的に有名な観光地。2023年に京都を訪れた観光客は、前年比13%増となる過去最高の7,500万人を記録し、アメリカのオーランドの年間訪問者数7,400万人に匹敵する。2024年には、京都を訪れる観光客数が過去最高を更新すると予想されている。

ヒルトングランドバケーションズは、京都の観光・ビジネス地区という理想的な立地にあるこの施設を全面改装し、各部屋にキッチンを備えた63室のモダンな1ベッドルーム・タイムシェア・ユニットにする予定だ。レストラン、ショッピング、エンターテイメント、そして必見の歴史的建造物は当施設から歩いてすぐの距離にあり、京都とそのユネスコ世界遺産を探索するのに理想的な拠点となる。

改修工事は2025年第2四半期に開始され、2026年第1四半期に完了する予定。本施設の販売開始は2025年第2四半期を予定している。

シタディーン京都烏丸五条の購入は、ヒルトングランドバケーションズの日本におけるプレゼンス拡大への継続的な取り組みの一環だ。2012年以降、同社の日本におけるメンバー数は前年比で増加しており、現在72,000組を超えている。

ヒルトングランドバケーションズの日本における最新の施設は、2021年10月にオープンした「ザ・ビーチリゾート瀬底・ヒルトンクラブ」で、日本初の施設である「ザ・ベイフォレスト小田原・ヒルトンクラブ」は2018年にオープンした。

ヒルトングランドバケーションズは、バケーション・オーナーシップ(タイムシェア)の業界のリーディングカンパニーとして知られ、フロリダ州オーランドを本拠とし、第一級の行楽地におけるバケーション・オーナーシップ・リゾートの企画・開発・販売・運営を行うと共に、ヒルトングランドバケーションズクラブおよびヒルトンクラブを運営している。現在720,000組を越えるメンバーに、厳選された質の高いリゾート交換プログラム、観光旅行、予約サービスを提供している。

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