ブロードウェイ「CHICAGO」日本公演開幕
ブロードウェイミュージカル『CHICAGO』の日本公演が、2024年4月18日から大阪のオリックス劇場で開幕した。東京公演は4月25日から5月5日まで、渋谷ヒカリエ11階の東急シアターオーブで上演される。
今回の来日公演では、TVドラマ『glee/グリー』でシュースター先生役を演じたマシュー・モリソンが、弁護士のビリー・フリン役を務める。マシューがこの役を演じるのは世界初となる。
『CHICAGO』は、1920年代のシカゴを舞台に、不倫相手を射殺した人妻・ロキシーと、妹と夫を殺害したダンサー・ヴェルマを中心に物語が展開する。ジャズを多用した名曲の数々と、「フォッシー・スタイル」と呼ばれる官能的な振付が特徴だ。
一方で、犯罪を娯楽に変え、正義よりも金や名声を優先する登場人物たちの姿は、ブラックユーモアあふれるセリフと歌詞、人の死すらショーアップする突き抜けた演出で描かれる。
日本公演に向けて、マシューは「日本はコンサートで何回も来ていますが、初めてキャラクターを演じる姿をお見せすることができます。しかもそれが大好きな『CHICAGO』なのは夢のようです」とメッセージを送っている。
『CHICAGO』は初演から50年近くを経てもなお、観客に刺激と興奮を与え続けている。チケットは絶好調に販売中で、早めの予約がおすすめだ。
大阪公演の料金は、S席15,000円、A席10,000円、B席7,000円(全て税込・全席指定)。平日公演は1,000円引きとなる。問い合わせはキョードーインフォメーション(0570-200-888)まで。
東京公演の料金は、S席16,500円、A席12,500円、B席9,500円(全て税込・全席指定)。問い合わせはキョードー東京(0570-550-799)まで。