AI文字起こしサービス「Notta」が最新AIモデル「Claude 3」に対応

Notta株式会社は、同社が提供するAI文字起こしサービス「Notta」において、Anthropic社の最新日本語対応マルチモーダルAI「Claude 3」に対応したと発表した。この対応により、AI要約機能の精度と使いやすさが向上し、より高度な会話の理解や文章の作成が可能になるという。

近年、市場競争の激化と顧客体験の重要性の高まりに伴い、長時間の会議や複雑な文章の要約において、より高度なAI文字起こしサービスの需要が高まっている。Notta株式会社の開発チームは、市場調査や顧客フィードバックを通じて現行のAIモデルの性能を評価し、Claude 3が他のモデルを凌駕する先進的な機能や性能を備えていると判断したという。

Claude 3は、会議や文書などのテキストデータを高度に処理し、要約や分析を行うことができる。従来のAIモデルよりも高い精度と効率性を実現し、長い文章や複雑な会話に対しても優れた処理能力を発揮するとのこと。また、ユーザーのニーズに合わせて柔軟にカスタマイズできるため、さまざまな業界や用途に応用が可能だ。

AI文字起こしサービス「Notta」は、日本語・英語をはじめとした多言語に対応し、言語に合わせて最適なAI音声認識エンジンを用いて、スピーディかつ高精度の文字起こしを実現する。PC、スマートフォンやタブレットなど、様々なデバイスから利用可能で、全てのデータは暗号化しセキュリティ保護されているため、社外秘の議題が含まれる会議でも安心して利用できるという。

Anthropic社は、2021年に設立されたサンフランシスコを拠点とするAIの安全性と研究に特化した企業だ。高い信頼性と解釈可能性を備えたAIシステムの開発に注力し、そのプロセスにおいて調整可能な手法を採用している。

Notta株式会社は、2022年5月に設立され、「会話から無限大の価値を発見」をビジョンに、音声認識、自然言語処理の最先端のAI技術を取り入れたサービスを開発している。ISO 27001、SOC 2 Type2の取得など業界最高のセキュリティ体制を整え、上場企業、政府・自治体のお客様にも安心して利用できるサービスを提供しているという。