旺文社の2026年度受験生調査、情報収集でYouTube活用が6割に
株式会社旺文社は、2026年春に大学へ進学した大学1年生を対象に実施したアンケート結果をもとに、「高校生の大学受験実態調査(2026年度版)」を公開しました。調査によると、受験生の情報収集においてSNSの利用率が8割を超え、YouTubeの活用率は60.2%に達しています。また、英語外部検定利用入試では「英検®」の利用が9割を超え、検定スコアの取得時期において早期化と直前期志向の二極化傾向が見られました。
YouTubeなどSNSでの情報収集が拡大
大学受験の情報収集において、SNSを「いずれも活用していない」と回答した割合は17.3%(2025年度:21.6%、2024年度:25.0%)にとどまり、3年連続で減少しました。これにより、82.7%の受験生が何らかのSNSを活用している実態が明らかになっています。
なかでも「YouTube」の活用率は60.2%と過半数を占め、2024年度の48.8%、2025年度の53.7%から連続して大きく増加しました。オンライン動画を活用した情報収集や受験対策が浸透している様子がうかがえます。

また、入学した大学を知ったきっかけ(認知経路)は、「受験情報サイト(39.4%)」が2025年度に引き続きトップとなりました。次いで「家族(30.2%)」、「受験情報誌(27.3%)」が続いています。高校の担任または進路指導のいずれか、あるいは両方を指す「先生経由」の割合は31.3%でした。

相談相手は母親が最多、「相談していない」は微増

受験校を決める際の相談相手については、「母親(66.8%)」が最多で、次いで「高校の担任の先生(59.3%)」となりました。

一方で、「誰にも相談していない」と回答した割合は9.2%となり、2025年度の7.4%から微増しています。
英語外部検定は英検®が9割超、取得時期は二極化の傾向

英語の外部検定利用入試において、入試に利用した検定は「英検®」が92.2%を占め、3年連続で9割を超えました。

利用した級やスコアの取得時期は、「高3の7月~9月」が20.0%(2025年度:17.2%)で最も多く、次いで「高3の4月~6月」が19.0%(2025年度:16.9%)でした。
前年までのデータと比較すると、「高2の9月以前」に取得した早期取得層(2026年度:18.0%、2025年度:15.7%)が増加する一方、「高3の10月~12月(12.8%[2025年度11.0%])」や「高3の1月~3月(1.4%[2025年度0.5%])」といった直前期取得層も増加しています。中間期にあたる「高2の10月〜12月(11.5%[2025年度16.0%])」や「高2の1月〜3月(17.3%[2025年度22.7%])」は減少しており、取得時期の二極化傾向がみられます。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
調査概要と会社情報

本調査の概要は以下の通りです。
- 調査名:旺文社「パスナビ進路調査アンケート2026」
- 調査目的:受験生の大学合格に向けた受験勉強・進路活動の実態把握
- 調査時期:2025年12月~2026年5月
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:2026年度入試の受験生(2026年春の大学進学者)
- 有効回答数:3,944名
株式会社旺文社は、代表取締役社長を粂川 秀樹が務め、東京都新宿区横寺町55に本社を置いています。教育・情報をメインとした総合出版と事業を展開しています。
本記事は株式会社旺文社の発表をもとに作成しました。
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