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親がAI詐欺やトラブルに遭遇した家庭は約2割 SHIFT AI調査

株式会社SHIFT AIは、65歳以上の親を持つ全国の30〜50代男女723名を対象に実施した「シニア×AIの意識調査」の結果を公表した。調査によると、約5人に1人にあたる19.9%の家庭で親がAIの関わる詐欺やトラブルに遭遇しており、実被害があった家庭も5.8%にのぼることが明らかになった。親への生成AI利用に対する意識では、トラブルに遭遇した家庭の半数以上が利用を後押しする傾向がみられた。

親のAI詐欺・トラブル遭遇率は19.9%、音声なりすましが最多

生成AIやディープフェイクが関係する詐欺・トラブルについて親の遭遇状況を5種類に分けて尋ねたところ、いずれかに遭遇したことがある家庭は19.9%(144名)となった。そのうち実際に被害があった家庭は5.8%(42名)にのぼる。

種類別では「家族や知人の声をまねた不審な電話(ディープフェイク音声のなりすまし)」が遭遇計12.0%(実被害3.2%)で最多となった。次いで「AI製の巧妙なフィッシング・詐欺メール」が11.3%、「AI生成とみられる偽ニュース・偽広告」が10.0%と続いている。なお、親の利用状況や詐欺トラブルへの遭遇状況は、回答者である子世代が把握している範囲での集計となっている。

不安の最多は「誤情報」、詐欺の心配も従来型に迫る

親についての心配ごと(3つまで選択)では、「健康・体調の変化」が61.3%、「認知機能の低下・もの忘れ」が46.6%と上位を占めた。一方で「AIを使った詐欺・悪質商法の被害」は11.1%となり、従来型の特殊詐欺(18.7%)の6割の水準まで迫っている。

親が生成AIを使うことへの不安については、「誤った情報を信じてしまいそう」が43.2%で最多となった。以降は「個人情報を入力してしまいそう」が30.8%、「操作のトラブルに対応できなさそう」が30.0%、「詐欺・悪質な情報に誘導されそう」が25.3%と続き、「特に不安はない」は22.1%にとどまっている。

親に生成AIを使ってほしいかという質問では、全体での「使ってほしい」という回答は30.7%だった。しかし、親がAI詐欺・トラブルに遭遇した家庭(144名)に限ると51.4%に達し、遭遇していない・わからない家庭(579名・25.6%)の2倍となった。遭遇家庭では「特に不安はない」が9.7%にとどまり不安も強いものの、リスクを認識したうえで活用を望む傾向がうかがえる。

「使ってほしい」と回答した層(222名)が期待する用途は、「日常の調べもの・役所などの手続きの補助」が56.8%で1位となった。続いて「不審な連絡を受けた際の相談・確認方法の案内」が37.4%、「AIによる見守り・安否確認」が36.0%となり、トラブル防止や見守りといった安心につながる用途への期待も上位に入った。

調査概要

  • 調査期間:2026年9月7日〜2026年9月14日
  • 調査対象:65歳以上の親を持つ全国の30〜50代 男女
  • 対象人数:723名(「親に生成AIを使ってほしい」と答えた層の用途に関する設問は、該当者222名を集計)
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 実施機関:株式会社SHIFT AI

本記事は株式会社SHIFT AIの発表をもとに作成されています。なお、株式会社SHIFT AIが運営する生成AI学習コミュニティ「SHIFT AI」の利用者数No.1表記は、GMOリサーチ&AI株式会社調べ(調査項目:調査時点[2025年2月]における累計登録者数/調査対象:企業が運営するAI活用事例や実践ノウハウなど、ビジネス目的でのAI活用に関する講義を提供するコミュニティサービスを対象とし、講義を行わないネットコミュニティや個人運営のコミュニティ、ビジネス目的以外のコミュニティサービスは対象外)に基づきます。

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