Uravation、生成AIの費用対効果を計算・記録する無料シートを刷新公開
株式会社Uravationは、2026年9月22日、無料ダウンロード資料「生成AI ROI・KPI設計シート」を全面的に作り直して公開した。式の入ったExcelシートの記入例と実際の画面を掲載した横型29ページのPDF形式で、生成AIの費用と効果を同じ単位にそろえて計算し、KPIとして毎月記録し続ける型をまとめている。
費用と効果を数値化し継続記録を促す背景

総務省「令和8年版 情報通信白書」の調査によると、何らかの業務で生成AIを使う企業が9割近くに達した一方、効果を測る仕組みの構築は途上にあるとされる。生成AIの効果を経営会議や稟議で説明しづらい要因として、費用と効果が時間・件数・印象といった異なる単位で並んでいることや、KPIを設定しても記録が続かない点が挙げられている。




法人向けに生成AI研修・導入支援を100社以上に提供してきた同社は、計算と記録の型をあらかじめ整理することで導入判断が進むとし、そのまま書き込めるシートの公開に至った。代表取締役の佐藤 傑氏は、費用と効果を同じ単位にそろえてKPIを毎月記録する型を持つことで、稟議や投資判断が迅速になるとしている。

3章構成の資料内容と実物シートの特徴

資料は横型29ページで構成され、3つの章に分かれている。
- 第1章「そろえる」:計算のもとになる4つの数字、費用・効果・前提を先に決める手順、効果を測る3つの物差し(時間・品質・量)を解説し、範囲・単位・出どころの3点から比較可能な書き方を整理する。
- 第2章「計算する」:対象人数や社内時給などの前提を入力すると費用・効果・回収月数が式で自動計算されるROI計算シートの記入例や、数式を組む際のポイントを掲載する。
- 第3章「設計する」:指標の3つの階層、KPIの4つの領域(時間・品質・定着・リスク)に基づく4領域・11指標のKPI設計シート記入例、3か月分の自動計算機能を備えた月次記録シート、月次報告の要点、記録前のチェック10項目を収録する。
Excelで作成したシートの実画面や記入例は6ページ掲載されており、ChatGPTの無料版(ログインなし)を用いて計算式やKPI定義書の考え方を出力した画面も加工せずに収録されている。
利用手順と今後の展開
本資料の利用手順として、自社の1業務について4つの数字を書き出し、ROI計算シートに費用と効果を入力して回収月数と判定を確認する。次にKPI設計シートから指標を選んで月次記録シートに毎月記録し、月次報告には結論・推移・気になる指標・次の判断の4つを記載する流れとなっている。なお、配る前のチェック10項目のうち該当が7項目未満の場合は対象業務の絞り込みからやり直す手順が示されている。
資料は研修や導入支援の現場で出た質問に合わせて随時更新され、ROIの計算例は公開許諾が得られた事例から順次追加される予定である。
株式会社Uravation 会社概要
- 会社名:株式会社Uravation
- 所在地:東京都文京区本郷6丁目25番14号
- 代表者:代表取締役 佐藤 傑
- 設立:2024年2月
- 事業内容:生成AIの研修・コンサルティング・開発
- URL:https://uravation.com
- ダウンロードページ:https://uravation.com/downloads/genai-roi-kpi-sheet/
- 資料一覧:https://uravation.com/downloads/
- お問い合わせ先:株式会社Uravation 広報担当(E-mail: suguru.sato@uravation.com)
本記事は株式会社Uravationの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



