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エムクラスと九大、経営幹部登用とオンボーディングの実態調査結果を発表

株式会社エムクラスは、九州大学ビジネス・スクール 碇研究室との共同研究のもと、128社を対象に実施した「経営幹部登用とエグゼクティブ・オンボーディングの実態調査」の結果を発表しました。調査では、内部昇進者であっても就任後2年以内に解雇や任期満了などを経験した企業が半数を超えることなどが明らかになりました。新任経営層の早期適応を支援するエグゼクティブ・オンボーディングの重要性が浮き彫りとなっています。

内部昇進でも半数超の企業で就任2年以内の退出を経験

過去5年間に新規登用された経営幹部について、就任後2年以内の退出・更迭の発生状況を調査したところ、内部昇進者については「解雇・勧告・任期満了」を1名以上経験した企業が50.4%となりました。また、外部採用者については「自己都合退職」を1名以上経験した企業が4割超でした。

内部昇進と外部採用では登用人数や有効回答数が異なるため単純比較はできないものの、登用後の退出や更迭は外部人材に限らず、社内で実績を積んできた内部昇進者でも起きている実態が示されています。

成果未達の要因は人選だけでなく役割定義や関係構築にも

新規登用された経営幹部が期待された成果に達しなかった要因では、約半数が「能力・経験のミスマッチ」を挙げました。一方で、約3割が「周囲との信頼関係構築が不十分」「期待される役割の定義が不明確」と回答しています。

成果が発揮できない背景には個人の能力だけでなく、何を期待しどのような役割を担うのかという定義や、既存の経営チームとの関係構築といった登用前後の条件設定が関係していることがうかがえます。

登用後支援の未整備と社内完結の難しさ

新任経営幹部に対する施策の状況では、「フィードバック/振り返り」が比較的実施されている一方、「伴走支援」は半数超、「関係者の巻き込み」は4割超、「役割の明確化・調整」は約4割で未整備・未実施となっていました。

また、オンボーディングを「社内のみで十分または概ね完結できる」とした企業は、中小規模から中堅・大手企業(※売上規模3,000億円未満)の全体で約6割にとどまりました。社内完結が「難しい」「非常に難しい」と回答した企業では、4割超が「客観的な視点の不足」「制度・仕組みの未整備」「専門的知見の不足」を理由として挙げています。

株式会社エムクラスの概要

  • 会社名:株式会社エムクラス
  • 代表取締役:村上しほり
  • 設立:2020年11月
  • 所在地:東京都港区北青山3-6-7青山パラシオタワー11階
  • URL:https://m-class.co.jp/

本記事は株式会社エムクラスの発表をもとに作成。

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