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ジインズ、ADMSとOneGateの自動連携モジュールを2026年10月提供へ

山梨県笛吹市に本社を置く株式会社ジインズは、東京都新宿区の株式会社ソリトンシステムズが提供するクラウド認証サービス「Soliton OneGate」と、ジインズの統合ID管理システム「ADMS」を自動連携する「OneGate連携モジュール」を、2026年10月1日より提供開始します。

両社はこれまでもPCログイン認証「SmartOn」と「ADMS」の製品連携を通じて協業しており、今回の連携はその取り組みをOneGateへ広げるものです。ADMSを起点にOneGateのアカウントや利用権限を一元管理できるようにすることで、管理者の手作業や二重管理を削減し、退職者のアカウント残留や異動後の権限削除漏れといったリスク低減を支援します。

人事情報を起点にID管理と権限設定を自動化

企業や自治体では、入社・異動・退職や組織改編に伴い、複数のクラウドサービスや業務システムに対してアカウントや利用権限を適切に変更する必要があります。ADMSは、人事システムなどから取得したID情報を統合し、Active Directory、Microsoft 365、各種業務システムのアカウントを一元管理するシステムです。

今回の連携により、ADMSで管理する人事・組織情報を基に、OneGate利用者の追加・変更・削除の自動化が可能になります。さらに、OneGate上のアプリケーションロール、Webアプリ、ICカードなどの割り当てもADMSから一括して反映できるようになり、人事情報を起点としたID管理の対象がクラウド認証やシングルサインオンに利用するOneGateのアカウントや利用権限まで拡大されます。

APIを介した差分データ連携の仕組み

本連携は、ADMSの標準機能である「他システム連携」と専用のOneGate連携モジュールを組み合わせて実現します。ADMSのプロビジョニング時に連携対象となる差分データをCSV形式で出力し、専用ツールがOneGateのWeb APIを介して利用者情報を反映します。

ADMSからOneGateへ反映できる主な情報や設定は以下の通りです。

  • 利用者の新規追加、変更、削除
  • ログイン名、氏名、メールアドレスなどの基本情報
  • 初期パスワードの設定、パスワードのリセット・変更
  • 管理タグ、アカウント属性、SSOアカウント属性などの各種属性
  • アプリケーションロールの割り当て(Microsoft 365、Google Workspace、Cybozu.com、Salesforce、PasswordManagerなどの利用有効・無効設定)
  • WebアプリおよびWebSSO IDの設定
  • ICカードの割り当て

また、OneGateが保持する利用者情報をCSV形式で取得し、ADMSへの取り込みや登録情報の突合、アカウントや利用権限の棚卸しなどに活用することも可能です。

Active Directory非依存など5つの特長

本モジュールには主に5つの特長があります。

  1. 人事情報を起点にOneGateの運用を自動化
  2. アカウントと利用権限の一括管理
  3. Active Directoryに依存しない運用に対応(人事システムなど複数情報源からID情報を統合可能なため、Active Directory未利用や依存を減らしている環境でも運用可能)
  4. 個別開発を伴わずに導入可能(標準機能と専用モジュールの組み合わせにより新規開発が不要)
  5. アカウントや権限の残留リスクを低減

今回の連携について、ソリトンシステムズ代表取締役社長の鎌田 理氏は、人事情報を起点としたID管理から認証・アクセス管理までより効率的な運用が可能になることへの期待を述べています。また、ジインズ代表取締役の廣瀬 光男氏は、国産の認証基盤をそろえたいという要望に対し、両社の強みを補い合うソリューションを提供できる喜びを示しています。

製品概要と利用条件

  • 名称:ADMS IDM OneGate連携モジュール
  • 提供開始日:2026年10月1日
  • 提供形態:買い切りライセンス
  • 価格:300,000円(税抜)

本モジュールの利用には、別途ADMS基本ライセンスおよびCSV出力・外部コマンド実行モジュールが必要です。導入時には連携項目の設計・設定に関する役務サービスと、年間保守サポートサービスの購入が必要となります。また、OneGateの利用には別途ソリトンシステムズとのサービス契約が必要です。

本記事は株式会社ジインズの発表をもとに作成。

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