Uber Eats、ガストでロボット配達開始

2024年4月18日、Uber Eats Japanとすかいらーくホールディングスは、ファミリーレストラン「ガスト日本橋店」でデリバリーロボットによる配達を開始したと発表した。これにより、Uber Eatsのデリバリーロボット対応店舗は合計3店舗となった。

Uber Eats Japanは、AI技術を活用した自律走行型のデリバリーロボットを2024年3月6日から日本橋エリアで配達に活用している。新たに加わった「ガスト日本橋店」では、保温保冷機能を備えたロボットが「チーズINハンバーグ弁当」や「オムライス(ビーフシチューソース)」など、Uber Eatsで注文されるガストの人気商品を温かいまま配達する。

すかいらーくグループのその他のUber Eats加盟店舗でも、デリバリーロボットへの対応が順次拡大される予定だ。

Uber Eats Japan代表の中川晋太郎は、「デリバリーロボットは、悪天候時や配達パートナーが不足する時間帯などにデリバリーネットワークを補完する形で活躍することを期待している」と述べ、ガストの人気商品を温かい状態で配達し、楽しいサプライズと高い信頼性を提供することを楽しみにしていると語った。

一方、すかいらーくホールディングスの平野曉マネージングディレクターは、「ロボットデリバリーは、少子高齢化を見据えた人とロボットの協働によるサービスの革新、環境改善、地方など買い物が困難なお客様にもサービス提供が可能になるなど、今後、様々な社会課題の解決につながると考えている」と述べ、Uber Eats及び関係各社と共にフードデリバリーがお客様の日常に寄り添えるサービスに成長するよう取り組むと語った。

Uber Eatsは、注文者と加盟店舗、配達パートナーの三者をリアルタイムでマッチングし、調理されたお料理から食料品、日用品、医薬品、家電製品に至るまで、さまざまな注文品を即時配達するオンラインデリバリーサービスだ。日本では2016年9月にサービスを開始し、現在は全国47都道府県において、100,000店以上のアクティブ加盟店舗と、100,000人ものアクティブ配達パートナーとともにサービスを展開している。

すかいらーくグループは、和洋中をはじめとした各種テーブルサービスレストランを中核事業に、国内外に約3,000店舗を展開し、年間約3億人のお客様にご来店いただいている。今後も時代に合わせ、食を通じて日常の豊かさを届けられるよう、各地域で皆さまに必要とされるお店づくりを目指している。